先週月曜日に大田原マラソンを走り終えました。
去年はさんざんな結果に終わった大田原マラソンですが、今年は無事に実力どおりのタイムで完走することができました。タイムは2年前のタイムとほぼ同じという結果でした。やっといままでで一番速かった2年前の状態に戻ることができたな...と思う一方で、本当に2年前と同じなのか?という疑問もわいてきました。
2年前の自分といまの自分を体感ベースで比較するのはむずかしいので、まずは記録を比べてみたいと思います。
5km/10km/ハーフごとのタイム比較
5km/10kmごとのタイムを比較します。
- 5km
距離 | 2013年のタイム | 2015年のタイム | タイム差 |
---|---|---|---|
5km | 25:21(5:04/km) | 26:12(5:14/km) | +51秒 |
10km | 23:34(4:43/km) | 23:52(4:46/km) | +18秒 |
15km | 23:33(4:43/km) | 23:59(4:47/km) | +26秒 |
20km | 23:25(4:41/km) | 23:30(4:42/km) | +5秒 |
25km | 23:45(4:45/km) | 23:37(4:43/km) | -8秒 |
30km | 24:20(4:52/km) | 25:05(5:01/km) | +45秒 |
35km | 25:07(5:01/km) | 25:10(5:02/km) | +3秒 |
40km | 24:57(4:59/km) | 24:09(4:49/km) | -48秒 |
-42.195km | 10:39(4:51/km) | 10:20(4:42/km) | -19秒 |
- 10km
距離 | 2013年のタイム | 2015年のタイム | タイム差 |
---|---|---|---|
10km | 48:55(4:54/km) | 50:04(5:00/km) | +1分9秒 |
20km | 46:58(4:42/km) | 47:29(4:44/km) | +31秒 |
30km | 48:05(4:48/km) | 48:42(4:52/km) | +37秒 |
40km | 50:04(5:00/km) | 49:19(4:55/km) | -45秒 |
42.195km | 10:39(4:51/km) | 10:20(4:42/km) | -19秒 |
- ハーフ
距離 | 2013年のタイム | 2015年のタイム | タイム差 |
---|---|---|---|
前半 | 1:42:10(4:50/km) | 1:42:45(4:52/km) | +35秒 |
後半 | 1:43:39(4:54/km) | 1:43:15(4:51/km) | -24秒 |
# ハーフ地点の記録は取ってなかったのでここだけは記録証掲載のタイムで計算
21kmの差が35秒と24秒ですからほぼ差はないと言えます。細かいことを言えば、全体的には2年前の方が速いですが前半は2年前の方が速くて後半は今年の方がやや速かったと言えます。でもまあ同じですね(笑)
タイムの集計結果
1kmあたりのタイムを10秒区切りで集計してみます。
タイム | 2013年の回数 | 2015年の回数 | 差 |
---|---|---|---|
4分30秒〜4分40秒 | 3回 | 4回 | +1回 |
4分40秒〜4分50秒 | 21回 | 18回 | -3回 |
4分50秒〜5分00秒 | 11回 | 13回 | +2回 |
5分以上 | 7回 | 7回 | - |
最速でもキロ4分30秒を超えていない時点で遅くてお話にならないのですが(笑)、相対的には今年の方が速いときと遅いときの差が大きい傾向にあります。
キロ5分を超えた回数は同じですが一番遅かったタイムは今年の方がかなり遅いです。これは2013年、2015年のどちらも最初の1kmのタイムなのですがスタート後の混雑による遅延の差が大きかったようです。スタートロス自体は2013年の方が長くかかっているのですが、その後の混み合いは今年の方がひどかったために結果としてこれだけの差がついたのかなと。
逆に一番速かったタイムは5秒差とほぼ同タイムですが、出た区間は2013年は10km、今年は16kmとちょっと異なっています。
2013年 | 2015年 | 差 | |
---|---|---|---|
最遅タイム | 5分42秒 | 6分33秒 | +51秒 |
最速タイム | 4分37秒 | 4分32秒 | -5秒 |
ちなみに1kmごとのタイムではありませんが41km〜ゴールまでの区間(1.195km)のタイムが5分20秒(4:27/km)とここだけ見ると最速LAPを刻んでいました。フルマラソンはいつも最後は疲れ果てててラストスパートをあまりかけることがないので、ここで思いっきり走れたということはまだ足に余裕があったんだなということがわかります。
ストライドとピッチ
実はこれが一番気になっていたのですが、ストライドとピッチを比べてみました。
2013年 | 2015年 | 差 | |
---|---|---|---|
総歩数 | 34,494[歩] | 40,089[歩] | +5,595歩 |
平均ストライド | 122.3[cm] | 105.2[cm] | -17.1[cm] |
平均ピッチ | 168.4[歩/秒] | 194.6[歩/秒] | +26.2[歩/秒] |
やっぱりかなりの差が出ていました。
ピッチがよくなったのはうれしいのですが、それ以上にストライドに差が生まれ過ぎたせいでなんともいえない微妙な顔になってしまいます。ストライド17cmって相当違いますよね...。
まとめ
タイムだけを見ればほぼ差はなく、2年前と同じレベルに戻っていると言って間違いないと思いますし一週間前にフルを走っていることを考えればもしかしたら2年前よりも速いのかも知れません。そのことにはすごくうれしいと思う反面、ストライドとピッチを比較した結果からあまりに走り方が変わっていることもわかりました。この事実をどう受け止めたらいいのか、喜んでいいことなのか悲しんだ方がいいのかがわからなくてちょっと混乱しています。
ストライドが短くなりつつあることは前から認識していましたが、まさかここまで差が生じるとは思ってもいませんでした。
ほぼ同じタイムでフルを走ったのにストライドが17cm短くなっているというのは、仮にピッチがかなり向上していたとしてもやはり素直には喜べないなと思っています。フルマラソンを走るのに要した歩数が5000歩以上増えちゃうのってやっぱりダメだと思うんですよね。
ダメというかわたしの理想とはずれているというか。
あまりこういうことを気にしすぎるとフォームが崩れて怪我をしてしまうというのはわかるのですが、もうちょっと何とかならないか調べたり詳しい人に相談したりしてみようと思います。