変わったこと、変わらないこと

今日で東日本大震災から4年が経ちました。

4年前は花粉症があまりにひどかったので仕事を休んで病院へと出かけ、薬を飲んで寝ていたときにあの地震がやってきました。あのときに感じた例えようのない揺れへの怖さとなすすべなくテレビや家具を抑えることしかできなかったふがいなさは今でもよくおぼえています。あのときのことを忘れることなんて生涯できないだろうと思います。

あれから4年経ったと言われてもいまいちピンときません。

子どもたちの成長を見ていれば4年というのはすごく長い時間のようにも思えますし、逆に原発の片付かなさを見ているとあっという間に過ぎ去ってしまった4年だったとも思います。この4年間が短かったのか長かったのかははっきりしませんが、震災を過去の出来事として振り返ることができるくらいには遠くにきたなとは感じています。


さて。今日は4年前と同じように花粉症がひどくてたいへんな一日でした。

喉はひどく痛いし鼻水は止まらないしほんとうに最低な日でした。薬は効いているんだか効いていないんだかわからない程度の効果しかなく、さりとて飲まなければもっとひどくなるので飲まないわけにもいきません。体調は思わしくないものの休むほどかというとそこまででもないので休むこともできず、一日中花粉症に苦しんで過ごしました。

昔は季節の中では春が一番好きでしたが、大人になってからは震災に花粉症と嫌な思い出ばかりが詰まった季節になりつつあります。


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