- 作者: 犬山紙子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2013/08/31
- メディア: 新書
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「過去の栄光」を語るとき、男はブサイクになる、上から目線のアドバイスは、女にとっちゃ「クソバイス」!格下の男をバカにする男を、女はカモにする、「さりげないオシャレ」ほど悪目立ちする、「(笑)」をつければ何を言っても許されると思うな!年賀状に「名言」を書くと、説教好きと思われる、女が男に萌えるポイントは、かっこよさより「マヌケ力」。すべての男性に伝えたいコミュニケーション力のツボ。
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別に高学歴ではないし本書で指摘されているようなタイプではない(自覚のある範囲に限れば)のですが、なんだか読んでて嫌な気分になりました。実体験がベースにあるので実践的ではあるかも知れませんが、こんなクソみたいな発言・行動をする男をリストアップして「こういうことするとモテないよ」なんて書かれてもそりゃそうだろうとしか思えないんですよね。
たしかにこんな発言・行動をする男は嫌だなと思うしそういう人はモテなそうだなという例ばかりだし内容については異論はありませんが、知ったところですぐに直せるようなものでもないでしょうし、結局「たしかにこういう奴いるわーうざいわー」と共感する人くらいしか楽しめないんじゃないかと思うんですよね。
まあ「そんなんだからモテないんだろう」と言われたらそうですねとしか言いようがないのですけどね。
あと最初の高学歴ゆえのこじらせに関する分析はともかく、一部をのぞいて高学歴はあまり関係ないなというのが率直な感想でした。
叩きたいモノありきで書いちゃったみたいなのが気に入らなかったのかも知れないし、結局さんざんバカにしてたクソバイスみたいな内容じゃねえかというのもあって楽しくは読めませんでした。
「そんなんだからモテないんだろう」と言われたらそうd(以下略)