ワシントンD.C警官ジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、ジェームズ・ソイヤー大統領(ジェイミー・フォックス)を警護する憧れのシークレット・サービスの面接に落ちてしまう。そのことで娘をがっかりさせたくないジョンは、ホワイトハウスのツアーに娘を連れ出すが、謎の武装集団によるホワイトハウス乗っ取りの場に居合わせてしまう。合衆国政府はカオスに陥り、大統領とジョンの娘のほか多くの人質、そして国家の運命が、ジョン・ケイルひとりの手にゆだねられることに…。
『ホワイトハウス・ダウン』作品情報 | cinemacafe.net
TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。
6月に公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」という映画がありましたが、その作品と構図がとても似ていると感じる作品でした。
ざっくりとした内容はもう本当にそっくりでして「ホワイトハウスがテロ集団に制圧されて大変なことになったでござる」というお話でしたが、ディテールはわりと違っていてその差異によって生じた両作品の違いについて考えつつ鑑賞してきました。
両作品の違いについて思い出せる分についてまとめます。
- 同じだった部分
- 違ってた部分
- テイタムは公私ともにダメ過ぎる
- テイタムの娘が活躍し過ぎ
- ダウンの方は笑えるシーンがいくつかあるがエンド・オブ..はなかった
ちなみに、この両作品を比べてみた印象としては、ストーリー性を重視するなら「ホワイトハウス・ダウン」の方がおもしろいと感じるでしょうし、リアリティを求めるならば「エンド・オブ・ホワイトハウス」の方が好みじゃないかと思いました。わたしは銃撃戦がやたらリアルで興奮した「エンド・オブ・ホワイトハウス」の方が好きでした。
さて。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の方がよかったということで自分の中ではもうオチがついた気がするのですが、類似作品との相対評価ではなく絶対評価だとどうだったのかというとおもしろかったです。テイタムのダメお父さんっぷりはすごく親近感をおぼえたし、そんな私生活も仕事もいまいちだった彼が危機的状況におちいった途端にその力を発揮するところなんかとてもいいなと思いました。
ただ、ストーリーがうまく練り過ぎているというか話がうますぎるせいでリアリティがかなり損なわれていたように感じたし、リアリティ重視のわたしにとってはその部分が大きなマイナス要素に感じられました。
すごいおもしろかったけどね。
(関連リンク)
公式サイトはこちら