「コドモ警察」見たよ


悪の組織・レッドヴィーナスによってコドモにされてしまった神奈川県警・大黒署の特殊捜査課の刑事たち。コドモの姿のままレッドヴィーナスの逮捕のため捜査を続けることに。そんな中、レッドヴィーナスの犯行と思われる殺人事件が発生!

『コドモ警察』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。


あまり大きな声では言えませんが、いよいよ今週末から映画「変態仮面」が宇都宮で公開されます。


 見た人の評判もわりといいのですごく楽しみにしているのですが、作品の出来がどうであれ、そもそもあれを実写化しようと企画した人がいてしかもその企画がとおって映画化されるという時点でもうなにもいうことがありません。感無量です。どうしていまさら映画化されるんだ?という疑問はありつつも、その映画が観られるという事実の前ではそれすら瑣末なことでしかなく観る前どころか公開前から早く観たい、早く観たいと大興奮しています。

ただ、残念ながら変態仮面の公開まではまだ日がありましたので、まずはその前哨戦として「変態仮面」の監督を務めた福田雄一監督の作品「コドモ警察」を観てきました。


本作は特殊捜査課のエリート刑事たちがある犯罪集団に子どもになる薬を吸引させられてしまったという某サンデー系マンガを彷彿とさせる設定の作品でしたが、ひじょうにおもしろかったです。ところどころに散りばめられたくだらなくてシュールな笑いに思わずニヤッとさせられたし、「見た目は子どもなんだけど中身は大人」という表現を子役たちは見事に演じきっていたことにはただただすごい!と感心しちゃいました。

アクションシーンも大人顔負けのうまさでこなしていましたし、シュールでバカバカしいギャグの数々はヨシヒコみたいなB級なノリ・演出が好きな人にはたまりません。他の人はまったく笑っていなかったので、こそこそと笑ってやりすごしました。



 ちなみに拙さと子どもらしさがまじりあった演技をする子役たちの中にあって、唯一歳不相応に落ち着いて見えたのが福くんです。演技がすごくうまいというわけではないのですが、ものすごい落ち着いて見えたし場馴れしているようにも見えました。そんな彼だからこそ、特殊捜査課のボスがすごく似合っていたし、でも顔を見ればやっぱり子どもなのでそのギャップがおかしくて福くんがしゃべるだけでおかしくて笑ってしまいそうになるシーンがたくさんありました。

福くん偉大だわ。


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