何かのゴールは何かのスタート

昨夜はいつもよりも3時間くらい早く寝たので、余裕で6時前に起床。
そして普段であればグースカ寝ている朝6時過ぎに家を出て仕事へと出かけました。おれ、かっこよすぎるだろ...。


さて。今日はここ一年ほど開発を担当していたシステムのサービスインの日でした。
システムは今日の朝から動いているのでその立ち合いというか動作確認をするために早起きしました。いつもだったら絶対に起きられないのですが、こういう節目の日は苦もなく自然と起きられるから不思議です。毎日こうだったらいいのに。


とりあえず確認自体はまったく問題なく終わり、その動作確認を終えたことでやっとリリース出来たことを実感して心底ほっとしました。
確認を終えて会社に戻ってからはもう抜け殻のようになってしまいそうだったので、気合を入れるために別の仕事を無理やりねじ込んで気持ちを入れ替えて何とか一日を過ごしました。開発が終わってみて、いかに自分にとってこの仕事が重荷だったのかがようやく分かった気がします。


開発が立て込んでいたここ半年くらいは本当に仕事のことばかり考えてしまうくらい毎日毎日悩んでいて、一番ひどかった11月から2月にかけては夢の中でデバッグしてバグを見つけ、起きたらそれを実装するくらいのめり込んでいました。仕組みを考えるところから考えないといけないのは大変だったし、さらにどれもこれも初めてやることばかりで分からないことが多くてストレスにもなっていました。


だから、この仕事が終わったらとりあえずしばらくプログラムを作ったり仕様を書いたりしたくないと思っていたのですが、終わった今は、また作ったことのない面白いモノを作りたいと思ってしまうあたり、案外この仕事が性に合ってるのかも知れないなと思ったりしています。
特にシステム全体の構成・仕組みづくり、つまりアーキテクチャの設計はかなりハードだけど作り上げた時の快感は何物にも代えがたいことを身を持って実感しました。まるで長距離走のように、道中はつらいけど走りぬいた後の気持ちよさは癖になりそうです。


なんて、そういう苦労話は話し出すと長いので割愛しますが、これでやっと開発は終わったわけでいろいろと情報や資料を整理すれば終わり、そしてこれからは実際にシステムを使っていただく運用が始まります。
開発業務のゴールは運用業務のスタートでもあるわけで、明日からはそちらに気持ちを入れ替えて頑張っていこうと思います。


とりあえず、しばらくストレスの少ない生活を送ろうと思います。