「パラノーマル・アクティビティ2」見たよ


深夜1時41分、リビングに設置されたセキュリティカメラが捉えたのは、不気味な大鏡、何者かに吠え続ける犬、そして眠らない赤ん坊と、不可解な現象や異様な行動だった。そして新たな怪奇現象が始まるとき、次にカメラが捉えた映像とは――? 低予算ながらも全米で97億円をたたき出した『パラノーマル・アクティビティ』第2弾。日本も同時に続編を展開し、日米別々に製作される。

『パラノーマル・アクティビティ2』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


過去2作は公開直後にそれぞれ観ているのですが、2作目を観終えて感じていたのは、ひねりなく同じモチーフを繰り返す展開と、謎を出すだけ出しておいてそれを残したまま終わるすっきりしない内容への不信感。正直あまりいい印象は抱いていなかったのでもういいかなという気分でいましたが、その放置された謎がこの3作目で解消されるのかも知れないと期待して観に行くことにしました。
その期待は半分かなえられ、残りの半分はかなえられずじまいでしたが、そんなことよりもあまりに過去2作からの変化が感じられなくていい加減飽きてしまいました。こういう作品だというのはわかっていましたが、それにしてももう少し演出に工夫があってもいいんじゃないかなと思います。
出てくるキャラクターや設定を少しいじったくらいで新作面されてもなというのが率直な感想です。


あとtwitterにも書いたのですが、この作品を観て一番びっくりしたのが観ている人たちの多くが一緒に観に来ている人たちと会話しながら映画を観ていたことです。大きな声ではないのですが、周囲には普通に聞こえるくらいの声で「怖いね」とか言いながら観ていたために、何だか常に緊張感を削ぎ落とされながらの鑑賞でした。
家でDVD観てるんじゃないんだからしゃべんないで欲しいのですが、あまりに多くの人がしゃべっているのでもうしゃべってない方がおかしいんじゃないかという気がしてしまい、結局誰にも注意することも出来ませんでした。


ただ、こういう作品・シリーズについてはこの作品なりの楽しみ方が確立されてきているので、普通の作品と比べてどうこういうのはもう見当違いなんじゃないかという気がしています。
すべての作品でこんなことをされたらたまりませんが、数ある映画の楽しみ方の一つとして、理解していかないといけないのかも知れないなと感じました。


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