「扉をたたく人」見たよ


愛する妻に先立たれ、コネチカットで孤独に暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)。ある日、久しぶりにマンハッタンの別宅の扉を開けると、そこには見知らぬ移民のカップルが住んでいた。思いも寄らぬシリア人の移民青年・タレクと出会い。ウォルターはミュージシャンのタレクに“ジャンベ” と呼ばれるアフリカン・ドラムを習い始め、共鳴をおぼえていく。だが、二人の友情は深まる中、突然タレクが不法滞在を理由に拘束されてしまう…。ニューヨークを舞台に、初老の大学教授とアラブ系青年が、アフリカン・パーカッションを通して友情を深めていくさまを描いた感動作。名バイプレイヤーとして知られるリチャード・ジェンキンスが67歳にして初主演を務める。

『扉をたたく人』作品情報 | cinemacafe.net

宇都宮ヒカリ座にて。


しばらく空けていた部屋に侵入して生活していた相手と仲良くなって...というストーリーは冷静に考えるとだいぶ無茶な展開であるようにも感じられるのですが、実際に見てみるとその展開にもさほど違和感をおぼえることもなく、とてもたのしく鑑賞できました。
本来であれば繋がるはずのなかった人たちが、さまざまな偶然やジャンベという楽器、そしてちょっとだけの優しさを介してつながっていくところがすごくよかったです。
特にウォルターが公園でジャンベを初めて演奏したシーンとその帰り道の映像にはものすごくグッときました。
わたしもポコペンポコペンジャンベを演奏してみたくなったし、そしていろんな見知らぬ人とつながってみたいと思ったのでした。


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