「ゴールデンスランバー」見たよ


杜の都・仙台。野党初の首相となった金田が、凱旋パレード中にラジコン爆弾により暗殺された。時同じくして、宅配便ドライバーの青柳(堺雅人)は、旧友の森田に何年ぶりかで呼び出されていた。鬼気迫る様子で、首相暗殺事件の予告を口にする森田。すると、警官が突然現れ、青柳に向かって拳銃を構え、森田は死亡してしまった。訳のわからないまま、青柳は殺人犯として無実の罪を被せられ、警察そして日本国中から追われる羽目に。彼を信じる人間は、大学時代の元恋人・晴子(竹内結子)と友人たちだけ。絶体絶命の中、彼は無実の罪を晴らし、逃げ切ることが出来るのか…。34万部を超える伊坂幸太郎のベストセラー小説の映画化。『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』に続き、中村義洋監督がメガホンを取る。

『ゴールデンスランバー』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮にて。
細かいことは考えずに素直に楽しめるとてもよい作品でした。ある日突然始まってしまった救いのない逃亡劇は本当に残酷だなあ...とただただそうとしか言えないのですが、想定外な展開や結末には驚かされたり唖然とさせられたりと感情をいろんな方向に揺さぶられて超おもしろかったです。


物語については、原作/脚本がよかったんだろうなということで特に書きたいことはないのですが、何がよかったって仙台の街中があちこち映し出されていたのがすごく懐かしいやら変わっていて寂しいやら複雑な心境でした。思い返せばここ3,4年は仙台の街中なんて歩いたことがなくて、駅前にPARCOが出来たのすらまだ見ていません。
山形に住んでいた頃はとにかく仙台が大好きで、6年間住んでいた山形市よりも仙台市内の方が詳しかったくらい仙台には足繁く通っていたのですが、そんなわたしも宇都宮に移り住んで8年も経つと、気付けば仙台は「好きな街」から「好きだった街」へと移り変わり、いつしか思い出の中にしかない街になっていることを本作を観て思い知らされました。


ちなみに勾当台公園が懐かし過ぎたのか思わず鼻血が出てしまいました。
勾当台公園のシーンは全然エロくないのになあ...。


とりあえず来月は一度仙台に遊びに行こうと心に決めました。

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