未知との遭遇

今日からマコ*1とハホ*2とアオ*3が仙台に帰省をするので、午前中に駅まで送って行きました。
今週末に親戚の結婚式があるので、それに参加するための帰省です。
10時前の新幹線に乗せてから、そのままMOVIX宇都宮に映画を観に行きました。今日は月曜日なのでMOVIX宇都宮のメンズデーなのです*4


鑑賞したのは「エスター」と「さまよう刃」の2作品。
両方とも結構前から公開を楽しみにしていた作品でしたが、期待どおりのすばらしい作品でした。毎年秋になるとホラー映画をよく見かける気がするのですが、「エスター」はそんな秋らしさを感じさせるとてもスタンダードなサスペンスホラー作品でした。家族を内側から徐々に壊され、そして追い詰められていく恐怖がビンビン伝わってきました。終始もらしそうになりながらの鑑賞でした。


そして東野圭吾原作作品の映画化である「さまよう刃」は、原作のエッセンスを抽出して2時間にまとめた良作でした。
原作を繰り返し読んだ私にとっては描ききれなかった部分に物足りなさを感じましたが、それでも被害者遺族の心情をどうフォローすべきなのかということや現状の少年法に対する問題提起はしっかりと為されていたし、さらに子を失った親の悲哀がすごく伝わってきてもらい泣きしそうになるシーンがいくつもありました。


と、まあ映画自体はよかったのですが、「さまよう刃」を観たときにものすごい人に出会ってしまいました。もちろん、嬉しくない方のすごい人です....。


映画が始まって10分くらいした時に、不意に「ブブゥー」という音がしてきました。
最初はどこかの扉が開いたとか、イスのきしむ音かと思っていたのですが、その後も20分くらいおきにその音が繰り返されるのを聞いているうちにどうやら誰かがおならをしている音だということに気付きました。何だか毎回音が微妙に違うんですよねえ...。
結局、映画が終わるまでおならは繰り返され、その音がするたびにとてもやるせない気分になってしまいました。映画自体も悲しかったけど、誰かが公共の場で躊躇することなくおならをし続けているという事実にもとても悲しい気分になりました。
生理現象だからしょうがないんですけどね。


世の中、いろんな人がいるなあ...。

*1:

*2:長女

*3:次女

*4:3D作品以外は全部1000円とお得です