分からんなあ

あまり積極的に言及してはいけない話題だとは分かっていますが、どうしても腑に落ちないので言及しておきます。

クラス全員、欠席させない――。千葉県立一宮商業高(一宮町)から県立勝浦若潮高(勝浦市新官)に1日付で赴任した鈴木幹男教諭(36)のモットーだ。一宮商で一昨年度担任した3年生、昨年度の1年生と2年続けてクラス全員1年間欠席ゼロを達成。勝浦若潮高でも「学校を休むな」と指導するという。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200904200295.html


で、このニュースのはてブはこちらなのですが、全体主義だとか気持ち悪いだとかこれはひどいだとか散々です。
「学校を休むな」という言葉から、押し付けがましさや同調圧力を感じたのかも知れませんが、はっきりとそのようなことがあったという記述はありません。実体がどのようなものだったのかを想像する事は勝手ですが、たったこれだけのどうとでも受け取れる記事に対してここまで否定的なコメントが揃ってしまうことの方がよほど気持ち悪いと感じてしょうがないのです。


以前、「ルールに対する態度の違い」という記事に書いたとおり、私自身は会社や学校を休むことに対して否定的なイメージは一切もっていませんし積極的に休むべきだと思っています。実際に入社してからの8年間は有給の消化率100%を維持し続けていますので、この点はしっかり実践も出来ていると自負しています。
そんなわけで休まないこと自体を是とする考えそのものにはなじみませんが、それでも何か続けることを目標として掲げることがここまで罵倒されるほどのことなのかと不思議でならないんですよね。まして本人たちがこの目標をどう受け止めていたのかも分からないのですからなおさらそう感じるのです。


何ていうかここでコメントしている多くの人たちは想定しているケースが極端過ぎるんじゃないかなー。