シアトル旅行まとめ

昨日は時差の関係で夜はとても起きていられないほど眠くて*1まとめる時間もなかったのですが、寝ておきたらだいぶすっきりしたのでシアトル旅行をまとめます。


時間軸は私の感覚にあわせて現地時間で記述しますので、違和感を感じることがあるかも知れませんがご了承ください。

今回の旅行の目的

今回は社内から20名ほどが集まってMicrosoft社で研修を受けることを目的として出張してきました。シアトルが目的地なのはMSの本社がシアトルにあるからです。
とはいっても実際に研修らしい研修があるのは2,3日だけであとは市内をブラブラと観て回ったりおいしいものを食べたりという感じでした。新しい技術を学ぶための研修という側面とご褒美旅行という側面を持つ旅行でした。

7月28日(月)

午前中から移動を開始して16:00の飛行機でシアトルへ出発。
9時間のフライトはかなりの苦痛でした...。情けない話ですがこの時点でもう帰りたいと思いました。ビジネスほどとは言わないけれど、エコノミーももっと広くしてくれよと思わずにはいられませんでした。
なんて、お金を出せば解決しますか、そうですか。。。


シアトルに着いたら日付変更線をまたいでいたので、7/28の9:00に逆戻り。日本時間で考えると既に7/29の夜中1時なので非常に眠いのですが、これからもっと昇るであろう太陽を眺めていると、心なしか眠気がなくなるような気がし...たのですが、実際にはやっぱり眠かったです。そりゃ夜中の1時だもんなあ。眠いよ。


到着後、あちこちを観光して回ったのですがやっぱりどうも眠い。
おいしいクラムチャウダーを食べたり、すごくきれいな風景を見たりとすごく楽しい反面、眠気が定期的に襲ってくるために非常につらくて半泣きでした。あまりに眠くてよだれをたらして寝てしまったほどです。もうベロベロ。


そんなわけで早く寝てしまいたかったのですが、夜は夜でご飯食べたり出歩いたりと忙しく、結局寝たのは22時過ぎでした。
その日は風呂上りに泥のように眠りにつきました。


7月29日(火)

さて翌日。
場所に慣れていないせいなのか、それとも興奮していたせいなのか、時差ボケなのか分かりませんが朝は5時に目が覚めました。
普段は7時によぼよぼ起き出すのに比べても、あまりに早起き過ぎます...。


6時半から朝食が食べられるので、ちょっと待ってご飯を食べに行きました。
朝ごはんはビュッフェ形式だったのですが、以降、ホテルが変わってもどこでもこの形式+ならんでいるものは変わりませんでした。スクランブルエッグにオートミール、メロンやスイカなどのフルーツに、少々油まみれになり過ぎたソーセージとカリカリにし過ぎてナイフでは切れなくて折れてしまうベーコンという顔ぶれでした。
初日は物珍しさも手伝っておいしいなどと思っていましたが、その後はどんどんうんざりする羽目になります...。


そんな朝ごはんを食べ終えてからはその日一日研修でした。


夕方。一度ホテルに戻って休んでから、夕食を食べに出かけました。
晩ご飯は鉄板焼きのお店だったのですが、ちょっとゆがんだ形で日本を紹介しているお店で、壁には桃太郎や源義経の絵が飾ってあるなど、なかなか楽しいお店でした。そこで日本酒が飲みたくなったので探してみたのですが、Sparkling Sakeやflavored Sakeという日本酒アレンジドリンクが提供されていたので飲んでみました。味はシャンパンやカクテルに似た味わいで飲みやすかった印象を受けました。日本酒独特の風味はわずかに感じられる程度で全く別の飲み物だなと感じました。悪くはなかったです。
鉄板焼きは非常においしくてとても満足でした。


夜は時差ボケの影響と変わったお酒を結構飲んだのがたたり、もうホテルに戻る前から死ぬほど眠くて、シャワー浴びてベッドに入ったら一発昇天でした。


7月30日(水)

アメリカ生活も3日目に突入。
朝ごはんのメニューが微妙すぎて食べるのもみるのもゆううつになってきた以外は、異文化に慣れてきたなあという感じがしてきます。
英語は相変わらず微妙で、言いたいことも言えないこんな世の中を嘆きたくなりっぱなしでしたが、それでも言いたいことを言う勇気みたいなのはわいてきました。
単語が思いつかなくても、 I want I want と言ってみれば、何かやりたいことがあるのかな?と話を聞いてくれることに気付いてからはストレスもだいぶ減った気がします。


さてさて。
今日も一日研修でして、なかなかヘビーな一日でした。座学はやっぱり疲れるわ。


そして晩ご飯はまたもや日本料理を食べに行ってきました。
朝昼はアメリカンな食事なので、夜はせめて口に合うものをという気遣いなのだと思いますが、これは本当に嬉しかったです。冷奴でビールとかチョーうまい。ウホウホ幸せな気分に浸りました。


で。ふと気付くと周囲のメンバーが、「かわいい店員のナナちゃん」に色めき立っていることに気付きました。言われてみるとたしかにすげーかわいい*2


そういえばこっちに来てから何となく気付いてたんだけど、道行く人を見てみるとみんなすごいきれいなんですよ。割合でいうと10人とすれ違ったら5人はきれいだなと思うくらいきれいな人ばかりなのです*3
ここまでくると個人がどうこういうレベルではなくて、もう人種そのものが美しさを指向しているんだろうなと思わざるを得ません。


勘違いされないようにひとつ述べておくと、私の好みでいえばやはり日本人が一番好きです。これはもう幼い頃から見て育ってきたわけですから当然なのですが、そういう個人の嗜好を抜きにして単純にその形状の美しさを見た場合に圧倒的な美を感じるというだけです。


とりあえずナナちゃんがかわいかったということが書きたかったわけですが、その雰囲気も楽しくてこの日もまた飲み過ぎてしまいました。
何となく気分がよかったので、一人お店から抜け出して町中をフラフラと歩き回ってみましたが、途中ですごい強そうな3人組が前から歩いてきたので自然と逃げるようにお店に戻りました。あいつらの目はチョーやばかった。


そんなわけで部屋に戻ったらやっぱり眠くて、シャワー浴びて2秒で就寝しました。

7月31日(木)

この日は朝から晩までいろいろとあったのですが、諸事情で詳しくは書けません。


で。
ひとつ面白かったのが晩ご飯を食べに行ったお店のウェイトレスの子で、滝川クリステルにそっくりな子がいました。
あまりに似てるので、同じテーブルにいた人が「You look like the Announcer in Japan」と話しかけたのですが、笑いながらスルーされていました。スルー性能高いなあ...。


8月 1日(金)

さて。この日は終日自由行動のため、朝ごはんを食べてからあちこち観光をして回りました。


そうそう。
朝ごはんは相変わらずおいしくありませんがホテルが変わってからクランベリージュースがおいしいことに気付きました。それだけ。

スペースニードル

シアトルにそびえたつ一本の大きな塔。それがスペースニードルです。私は愛情を込めてスペニーと呼んでいますので、以降はスペニーと記述することにします。


調べてみるとどうも評判が良いようなので、ぜひスペニーに行って見ようと思い立ち、現地までモノレールで移動しようとしたら、何とびっくりシステムトラブルで運休...。
しょうがないのでバスを探すも見つけられず、思い切って一緒に行った人がバスの運転手に聞いてみたら「歩いていけ」と。
さすがアメ公。容赦ねーぜ。


しょうがないのでタクシーで移動したら5分とせずに着いちゃいました。歩いてもよかったかも。


さて。さっそく入場券を買おうと行ってみると既に長蛇の列。
混んでいることで何となく期待感が高まり、わくわくしながら行列に並んでチケットをゲット。おとな1人16ドル。
そこから入り口まで移動すると、途中で手荷物検査で止められました。前の人たちを見る限り、軽く中を見せて終わってたのでそれにならってさっと見せて行こうとしたのですが、どうもそれが気に食わなかったのかすごく本気で検査されました。
なんであんなに本気なんだよ...。


そこから進んでさらに20分ほど待ってエレベータに乗ることが出来ました。何だかよくわかんないけど混んでるなあ。


エレベータに乗るとやけにテンションの高い兄ちゃんがシアトルについて何でも聞いてくれみたいなことをいってて、この人はいったい何なのだろう?と不思議に思っていたのですが、どうもガイドだったようです。
ガイドの兄ちゃんの盛り上げにすごい勢いでのってるおばちゃんたちがまた強烈で、たった数分間くらいのエレベータ移動でしたが、終始すごいテンションが維持されました。日本でもアメリカでもおばちゃんが一番ヤバイというのはまちがいなさそうです。


エレベータが到着し、外に出てみるとすごいいい眺めでした。
何となく傾いているような印象を受ける不思議な感じでしたし、湖を一望出来るのも非常によかったです。子どもたちが走り回ったり、歩く方向が一定ではないために、肩をぶつけながら歩いていたのですが、そのあたりの自由な雰囲気も日本っぽくないなと感じました。


ちなみに今回は4人でスペニーにのぼったのですが、全員高所恐怖症ということがあとで判明しました。

ride the duck

水陸両用のバスに乗って市内を観光して回るのがride the duckというイベントです。
シアトルに来た初日に市内を走っている姿を見たのですが、そのあまりのイケてなさにびっくりしました。「あんなの誰が乗るんだよw」みたいなことを言ってましたが、結局私みたいなのが乗るようです。口ばっかりですいません。


11時にチケットを買いに行ったのですが、買うことが出来たのは12:30のチケットでした。結構大人気じゃないですか...。
近くのマクドナルドで時間をつぶし、12:30の回に乗ってきました。
詳しいことはあとで動画を載せる予定なのでその時にまた感想を書きますが、これはすごくよかったです。ホント洒落じゃなく楽しくて、90分笑いっぱなしでした。あまりに私が笑っていたのがおかしかったようで、隣にいたお母さんが私の写真を撮ろうとし始めてしまい、止めるのが大変でした。撮るべきは外の風景やらバスの中の風景やらでいいじゃん。


ひとつ分かったのはサービス精神ってすげー大事だということです。感動に非常に近い感情を抱きました。

pike place market

スタバ1号店があったり、魚が飛び交う市場として有名なPike Place Marketですが、かなり活気のある非常に楽しい場所でした。
実は滞在中に3回くらい訪れています。そのくらい居るだけでも飽きない楽しい場所でした。
ここではお土産を買ったり、売っているものを買い食いしたりして過ごしましたが、もう3回くらいいっても新しい発見のありそうな不思議な雰囲気のある場所だなと感じました。


この脇にあった映画館行ってみたかったなあ。

その他

町中をブラブラと歩いてみたのですが、昔のゲームが多くおかれているゲーセンがあったり、明らかに死亡フラグが立ちそうな路地裏があったりとやはり日本とは違う風景が多く見られました。
あとは案外日本車が多いなという印象を受けました。走っている車の半分くらいは日本車だったんじゃないかと思います。
車といえば、道路の車線が日本とは逆なのがとても新鮮というかたまりませんでした。あれに慣れたてしまったら日本に帰ってきたらすぐに事故を起こしてしまいそうです。知識としてはもちろん車線が日本とアメリカで逆だというのは知っていましたが、じっさいに目の前で見るとぎょっとさせられてしまいます。

8月 2日(土) 〜 8月 3日(日)

長かった研修も終わり、ついに日本へ帰る日がやってきました。
8/2 11:45(シアトル時間) シアトル発の飛行機に乗り、8/3 13:30(日本時間) 成田に着きました。もうね、飛行機乗るのすげーヤダ。疲れた...。
またもや日付変更線をまたいでしまったため、日付が大きく変わってしまいました。切ない...。土曜日の飛行機に乗ったのに、着いたら日曜日の午後ってすごく悲しいよなあ。

まとめ

今回初めて海外へと行って来ましたが、やはり飛行機だけは許せないという気分でした。座りっぱなしで9時間など正直まともな神経では耐えられません。乗っている間中、早く降りたいとそればかり考えていました。海外へ行くことが楽しいことだというのは分かりましたが、飛行機ばかりはどうしても嫌です。


それ以外については非常に楽しかったというか、異文化に触れる楽しさを十二分に感じることが出来た気がします。
今度はもう少し英語が堪能になってから、また海外へ行ってみたいなと感じました。

*1:シアトルと日本の時差はサマータイムが実施されている現在だと-16時間です。日本の方が16時間進んでいます。そのため、現地時間で見てみると昨日は8/2 11:45(シアトルの時間)の飛行機に乗って8/3 14:05(日本時間)に着いたという生活を送りました。フライト時間は10時間弱だったので日本の時計に比べて+7時間されたくらいの時間感覚でおきていましたので本当に眠かったです。前日は興奮気味だったのか徹夜だったことも手伝って、21時にはとても目が開けていられませんでした。

*2:でも俺はもう一人の日本人の店員さんの方がかわいかったので周囲の反応は比較的冷静にみれたと思います

*3:もっというと、残り5割のうちほとんどは極度に太過ぎている人でして、そういう人を除いたケースだと9割程度はきれいな人です