AVP2 エイリアンズVS.プレデター


プレデターの体内から誕生したチェストバスター=ニュー・エイリアンは、宇宙船の中で“プレデリアン”へと成長し、プレデターを次々と殺戮していた。そしてコントロール不能となった宇宙船はコロラドの森に墜落し、プレデリアンはじめ船内に潜んでいた無数のエイリアンが獲物を求め飛び出していった。その異変に気づいたエイリアンの天敵、ニュー・プレデター<ザ・クリーナー>が地球へと乗り込み、人類の前で壮絶な戦いを繰り広げる…。『エイリアンVS.プレデター』の衝撃的なラストから始まる、2大モンスターの新たなバトルが描かれる。

http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/20343/:tilte

TOHOシネマズ宇都宮にて。
どんどん増え続けていくエイリアン達とそれを駆逐しようというプレデターが繰り広げる死闘。そしてそれに巻き込まれてあっさりと死んでいく人間。エイリアンとプレデターが強過ぎるといえばそうなのですが、あまりに簡単にやられていく様を見ていてとても物悲しい作品でした。


とにかく増え続けるエイリアンに対して様々な武器やアイテムを駆使して圧倒的な強さを見せ付けるプレデター


...
...


正直に告白しますが、帰って来てネットで調べるまでどっちがエイリアンでどっちがプレデターなのか確信がもてませんでした...。エイリアンズだから増えている方がエイリアンかな〜という予想はしていましたが、一見どちらも異様な容姿をしていますし、モンスターという意味では両者に相違はありません。さらに元々両作品共に見たのは遠い昔でしたのでどっちがどっちかさっぱり見分けが付かなかったのです。
# でも知ってても知らなくても別に問題ないことが分かったのは収穫だっと思います


この作品の中盤から後半にかけて、今まで協力しあってきたメンバーが「進むべき道」をめぐって二つに分かれるシーンがあるのですが、ここシーンの存在が全体から見てすごくよかったです。
というのも、この作品では登場人物を殺してしまう事に全く躊躇がないのです。普通に考えたら絶対に生き残りそうな人でも、ふとしたシーンであっさりとエイリアンやプレデターに葬り去られて画面から消えていきます。作中でどんなに大事そうな役割を担っていた人も次のシーンでは消えてしまうというこの作品の作風を最も象徴していたのが上記の二手に分かれるシーンだっと思うのです。
それまでは一緒に戦ったり助け合ってきた保安官が、主人公たちと別れて別の道を進むと決めたその時。彼の今後が決まってしまったその瞬間がとても切なくて印象に残りました。ここまで多くの登場人物を切り捨ててしまう作品を見たことがなかったからか、感傷的になってしまいました。
みんな生き残って欲しかったなあ。


そういえばプレデターが持っていた青い液体はすごく欲しかったです。いろんなもの消し去りたい。


公式サイトはこちら


[追記]
どうでもいい事なのですが、最近面白いスキルを身につけました。
そのスキルとはその作品が (1)前作を見なくても楽しめる作品 なのか、それとも (2)見ないと楽しめない作品なのか をそれとなく区別出来るスキルです。ここしばらくシリーズものの作品が多く公開されていますがこのスキルを活かして見る作品を選別しています。
ちなみにこの作品の前作は見ていませんが見ていなくても楽しめる作品でした。「ナショナル・トレジャー」は見ないと楽しめない作品と踏んでいるので今のところは回避中です。「28週後...」は見れそうかな。