福島県二本松市で開催された第48回東和ロードレースに参加してきました。
5年連続5回目の参加です。今年もハーフを走ってきました。
結果
以下、手元の時計で測ったネットタイムです。
[5kmごとのラップ]
距離 | タイム(平均) | 累計タイム | 補足 |
---|---|---|---|
-5km | 23:50(4:46/km) | 00:23:50 | スタートロス30秒 |
10km | 25:04(5:01/km) | 00:48:54 | 7.5km地点立ち止まる |
15km | 23:04(4:36/km) | 01:11:58 | - |
-ゴール | 30:23(4:58km) | 01:41:35 | 4回歩く |
タイム種別 | タイム |
---|---|
グロスタイム | 1時間41分35秒 |
ネットタイム | 1時間41分05秒 |
平均ストライド(cm) | 平均ピッチ(歩/秒) |
---|---|
1.05[m] | 194[歩/秒] |
合計:21.1km/01:41:35(4分48秒/km)
折り返しまでは7.5kmを過ぎたあたりの給水所で一度立ち止まった以外は歩くこともありませんでしたが、折り返した後で4回も歩いてしまいました。
順位は種目別(男子39歳以下)が225人中60位、総合は963人中178位と惨敗...。
結果の分析
コース図と高低差図は今回の記録から抜粋。
(コース図)
(高低差図)
スタートは1時間30分以内、2時間以内とありましたがわたしは2時間以内のところに並びました。
ほんとうは1時間30分以内に並んでやる気を見せたかったのですがかなり人が多くて前まで行けませんでした。走る前はそのくらいのタイムを出すつもりだったのですが、いま思えばそんなところに並ばなくてほんとよかったです。恥をかくだけだった...。
スタートは10時20分。
スタート直前まで前の部門(小学6年生)が走っていたためスタートラインへの移動はスタート直前でして、その移動が終わるか終わらないかのタイミングで号砲が鳴りました。
スタートロスは約30秒。
わりと前のほうにいたつもりでしたが、スタート直後から坂が始まるせいかなかなか前に進まずのんびりとしたスタートになりました。
スタートラインを過ぎても100mほどは前に出ることができないほど混雑していましたが、少しずつ人がばらけだしたので少しずつ前の人を抜いていきました。
東和のコースは前半10.55kmで220m上り、後半10.55kmで220mを下ります。ただしコースは上り/下り基調というだけで上り/下り一辺倒ではありません。これがすごい厄介というかこのコースの難しい部分でして、前半10.55kmをがんばって220mを上り切ればあとは下るだけだからなんとかなると思って走るとひどい目にあうことになります。上りが多いか少ないかという違いはあれど、常にアップダウンが繰り返されるという点については往路も復路もまったく変わらないのでそこは常に念頭においておく必要があります。
話を戻してスタートから2kmあたりまでは上りが続くのでスタート直後はかなりの人を抜きました。
目標タイムが速くても前半は抑えようという人が多かったんだろうと思うしその気持ちはよくわかるので、スタートの並び順は改善の余地がありそうだなと思いながら走りました。さらに1kmを過ぎたあたりから800mほど続く地獄坂ではさらに遅くなるため、ここらへんはもう抜き放題でした。
地獄坂を上り切って少し走ると2km地点。
ここまで来た時点で結構疲れているというか、わりと暑さがきついことも気になりだしたのでここらへんからはなるべく給水は逃さないようにと心がけ始めました。水を飲むこともそうですしかぶったり体にかけて体温を下げることも忘れないようにしました。気温もそうですが湿度もかなり高かったと思います。
2km地点から先はいったん下ってまた上り、上り切ったら間髪あけずに下るという感じで起伏が続きます。
3km地点を過ぎたところで「21km走るってことはこれを7回繰り返すのか...」と思ったらかなり気持ちが折れそうになったのですがひとまず気持ちを切らさないようにペースを維持します。
そこから先も延々と続くアップダウンに耐えつつ走っていましたが、7.5km地点を過ぎたところにある給水所でたまらず立ち止まって給水。
足も呼吸もつらくて走りながら水を飲むが無理そうだったので走路から少しずれて水を飲みました。もう限界w
水を飲んで一息つくと横にいたおっちゃんが「スイカとメロン食べていきなよ!」と声をかけてくれました。
見るとこれがまたものすごいおいしそうなメロンとスイカが置いてあって食べたい気持ちがわいてきたのですが、ここで食べてしまったら間違いなくお腹が痛くなりそうなので「すいません、帰りに食べます!」と言ってその場を後にしました。おっちゃんには「帰りなんて言ってたらもう全部無くなってるわw」と笑われてしまいましたw
少し休んだことで元気になったので、そこからはキロ5分くらいのペースで走り続けます。ただ、ここから先もひたすらアップダウンが続くためところどころ足がつらくてペースが落ちてしまいました。給水で立ち止まってしまったのもよくなかったなと思いますが、このあたりのペースダウンもちょっとダメだったなと反省しています。
そして念願の折り返し地点に到達して折り返したのですが、そこに時計があったので見たら51分30秒でした。
例年だと折り返し地点のタイムは早くて55分くらい、遅いと1時間を超えることもあったので今回はだいぶ速いなという印象を受けました。体感だと例年並みかちょっと遅いくらいだと思っていたのでわりといいペースで走れていたことにちょっと違和感をおぼえました。
折り返して復路になると一転して下り基調に切り替わります。
ここで少しペースを落としてここまで続いた上りで乱れた呼吸を整えてからペースを少しずつ上げてタイムを縮めにかかります。
復路は下り基調とは言ってもところどころ上りもあるためそこがやや苦しかったものの、下り気味というだけで往路とは違って楽に走れます。往路では上りはペースを落として慎重に走っていたのですが足も呼吸も大丈夫そうだったので上りであってもペースを変えずに走り続けます。
このまま行けるかも...と思いながらしばらく走り続けていたのですが、上りも下りも同じペースで走り続けたツケを払わないといけないときがやってきます。
15kmまでは気持ちよく走っていたのですが17kmを前に突然上りが走れなくなりました。
呼吸も足もきつかったのですが、一番ダメージを受けていたのはメンタルでした。坂を目の前にしたときに「もう上りを走るのは無理だ」と思ってしまい、もう走って上ることができませんでした。なにがきっかけだったのかいまだにわからないのですが、突然終わりがやってきたという感じでした。
ここからは上りは歩いたり走ったりを繰り返すことしかできなくなり、ゴールまでの3つの坂は全部歩くはめになりました。
このコースでこんなに歩いたのは2014年に熱中症になったとき以来でしたね...。トータル4回歩いてしまいました。この時点でタイムは絶望的だったので気分は最低でした。
そして残り2kmの地点を過ぎると、行きでは地獄坂と呼ばれていた坂は帰りは極楽坂と呼ばれる下り坂が出てきます。
上りが地獄だから下りは極楽と言いたいんでしょうが、ここまでのアップダウンで疲れ切った足にとってはこの下り坂はまったく極楽ではなく別の地獄でしかありませんw
それでも残りわずかなので一気に駆け下り、その勢いのままゴールまで走り切りました。
まとめ
折り返しまでのタイムで考えると100分はよゆうで切れると思っていたのですが、まさか下り基調の復路であんなに歩くことになるとは思っていませんでした。復路も厳しいというのはわかっていたつもりでしたが、つもりだけで結局はなんにもわかってなかったことを思い知りました。
今年は完走率が7割を切ったようでして例年よりもコンディションは厳しかったようですが、それでもいつもどおりのタイムで走り切っている人もいる以上、今回の結果は自分自身の力不足としか言えません。
さて。
5年連続参加しているこの大会ですが、今回ここで満足のいくタイムで走り切れたら来年は同日開催の別の大会に出たいと思っていました。
第24回ピンネシリ登山マラソン | 北海道新十津川町観光・イベント情報 しんとつかわで遊ぼう
標高1100mのピンネシリ山の山頂までの片道21kmを往復するマラソン大会です。
大会を見つけたのがわりと最近だったので今年は参加できませんでしたが、来年はぜひここに出てみたいと思っていました。だからその前に東和のこのコースで満足のできるタイムを出しておこうと張り切っていたのですが、こんな結果になってしまいました。
ピンネシリは来年はお預けかなー。
(過去に参加した東和ロードレースの結果)
大会名 | 日付 | タイム | 前回差 |
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第44回東和ロードレース | 2013/07/07 | 1時間48分18秒 | - |
第45回東和ロードレース | 2014/07/06 | 2時間10分17秒 | +21分59秒 |
第46回東和ロードレース | 2015/07/05 | 1時間41分59秒 | -28分18秒 |
第47回東和ロードレース | 2016/07/03 | 1時間42分05秒 | +6秒 |
第48回東和ロードレース | 2017/07/02 | 1時間41分35秒 | -30秒 |
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