「ペントハウス」見たよ


ニューヨーク・マンハッタンの超高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、最上階のペントハウスに住む大富豪から全財産を騙し取られたタワーの使用人たちが、財産を取り戻すため難攻不落のペントハウスに潜入する。

『ペントハウス』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。


予告はそんなにおもしろそうじゃなかったのであまり期待してなかったのですが、意外にも笑いどころが多くて楽しい作品でした。ポンポンとテンポよくやり取りされる会話や、そんなバカなwと笑いたくなるようなことなんだけどそこに一定のリアリティを持たせて散りばめられた小ネタもおもしろくてよかったです。

こういう真剣にくだらないことをやる映画って好きです。


ただ、アーサー演じる大富豪からはいまいちお金持ちっぽさが感じられないというか、強欲さや狡猾さがまったく見て取れなくてのっけからまったく設定にのれませんでした。「大富豪の優雅な朝」と「一般人のせせこましい朝」という対比を見事に描いた冒頭の演出はとてもよかったので期待し過ぎたのかも知れませんが、もっとアーサーについては設定の肉付けを演出をとおして見せてほしかったなと思いました。
あんな人にみんながお金をだまし取られたなんて、信じられないっての...。


あとは話がノッてくる中盤までは置いてけぼりを食らって眠気に襲われることもありまして、そこをのりきるのがちょっとしんどかったです。前置きが長かったわけではないのですが、物語が動き出すまでにちょっと時間がかかり過ぎていた印象を受けました。


と、文句ばかりが出てしまいましたが、最初に書いたとおり全体としてみればそこそこおもしろかったですし、期待していたよりは楽しい作品でした。


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