ゲット スマート


米国のスパイ機関“コントロール”に所属するアナリスト、スマート(スティーヴ・カレル)は、凶悪な犯罪組織“KAOS”の企む世界征服の陰謀を阻むべく、日夜、分析に没頭していた。やがてエージェントに昇格したスマートは、屈強なスーパースターであるエージェント23(ドウェイン・ジョンソン)と組んで現場で活動することを夢見ていたため、やる気満々だったが、彼が組まされたのは、愛らしいが無謀なエージェント99(アン・ハサウェイ)。現場の経験がほとんどなく、時間もない中で、スマートはわずかなスパイ用の小道具と抑えきれないほどの情熱だけを武器に、KAOSのボス、ジークフリートテレンス・スタンプ)の破滅的な陰謀を阻止しなければならなくなる…。

『ゲット スマート』作品情報 | cinemacafe.net

宇都宮ヒカリ座にて。アン・ハサウェイ新作。


プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイを初めて観て以来、彼女の他の出演作品を観てみたいと思っていたのですが、これがまたびっくりするくらい見つからない。調べてみると待機作品がいくつかあるだけで、過去の出演作はまったくと言っていいほど話題になっておらず映画館はおろかDVDでも見かけることすらありませんでした。
輸入盤を探すほどの熱意があるわけでもなく、結局それっきりになってしまいましたが、今日から彼女の出演作が公開になるということを聞きつけて自転車を秒速8.3m(時速30km)でぶっ飛ばして観に行ってきました。


観に行くまでの過程がそんな調子だったので映画の概要などぜんぜん知らずに観にいったのですが、「クマのぬいぐるみに切れるとかなんとかっていう映画だっけ?」と思って観てたら予想外にもコメディで、クマの方はどうも同日公開の別の映画でした。勘違い...。
そんなわたしの勘違いはともかくとして、この作品はチョーおばかなシーンまんさいのコメディで、しかもこれがすごくおもしろい。この作品の脚本を書いた人はきっと頭のネジがはずれっぱなしの天才に違いないと思わずにはいられないほど、もう笑いっぱなしの2時間でした。それと、この徹底したワルノリを見ている側に飽きさせずに2時間も続けられる構成のうまさにはとても感心してしまいました。


予想どおりの笑いと想定外の笑い。これらのバランスがとてもいい上にアン・ハサウェイのセクシーシーンもあるというサービス精神旺盛な点もすごくよかったです。


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