蟲師



初めてMOVIX宇都宮で映画を見てきました。レイトショーも多くやっているのでずっと行きたかったのですが、自宅から20kmと結構遠めだったのでいつも気乗りせず躊躇してしまっていました。実際に行ってみると案外近いなと感じましたが、やはり手軽さではないなと改めて思いました。
あのラインナップの多さはとても魅力的なんですけどね...。


深い雪山で一夜の宿を求めてさまよう男がいた。彼の名はギンコ(オダギリジョー)。白髪で、左が義眼の彼は旅を続ける蟲師。不可解な自然現象を引き起こす"蟲"の命の源を紐解き、その現象を鎮めることが彼の役目だった。
 ギンコはたどり着いた庄屋で、その家の夫人(りりィ)に頼まれ、片耳の聴力を失った3人の患者たちを診ることになる。その原因を家に憑いた蟲にあると突き止めたギンコは、患者の耳に薬を流し込むと、患者は瞬く間に聴力を取り戻した。ギンコの見事な腕前に感服した夫人は、今度は両耳を病んだ孫の真火をギンコに診せる。その少女の額には4本の異様な角が生えていた。そして、少女はその角が生えた頃から、今まで聞こえていた音が聞こえなくなり、逆に今まで聞いたことがないような音に悩まされるようになったという。
 真火の母親も同じ症状に苦しみ、この世を去った。やがて、ギンコは、真火が隠れていた裏手の大樹に憑いていた巻貝のような蟲『阿』と、真火の母親の話をヒントに得て、真火の病の原因を突き止める。そして、真火が隠し持っていた母親の角を真火の前で割ると、真火の体から蟲は出て行った。
 庄屋の家を出て、蟲師たちが集まるお堂にやってきたギンコは、旅人の虹郎(大森南朋)と知り合う。彼は幼い頃、父親と一緒に見た虹蛇と呼ばれる、蛇のようにうねる虹のような蟲を捕まえるために旅を続けていた。ギンコは虹郎を連れて、体に異変が起きたという知らせがあった淡幽(蒼井優)のいる狩房家に向かった。
 蟲に取り憑かれた家に生まれた淡幽は、蟲に身体を侵食されながらも、これまで文字でその力を封じてきた。彼女が指先で蟲の記録を取ると、それが文字の墨となって体から出て行くのだ。しかし、ギンコが彼女の屋敷を訪れたとき、淡幽の足先にしかなかった墨色のあざが体全体に広がっており、高熱で苦しんでいた。
 元蟲師で、今では淡幽の乳母のたま(李麗仙)の証言によれば、ひと月前にやってきた盲目の女蟲師江角マキコ)が語る、池の底に棲む眼のない魚・銀蠱の話が原因で、淡幽の様子が急変したという。
 女蟲師の話によると、彼女は蟲を寄せる体質のため、夫と子供を里に残して旅をしている間に、二人は蟲の棲みつく池に入り帰らぬ人となった。彼女はその池のほとりに住み、夫と子供が姿を消した池の秘密を調べていた。
 その池には銀蠱と呼ばれる蟲がいて、その池の光を浴びると、魚やヒトは姿が変わり、遂には姿を消してしまうという。蟲の光を浴びすぎた彼女も、髪が白くなり、片方の眼を失っていた。
 ある時、女は土砂崩れで母を失った少年ヨキを介抱して、彼に情をかけるようになるが、やがてはヨキを里山に預け、自分も家族のもとへ行こうと考える。しかし、女が池に入った時、後を追ってきたヨキも奇妙な自然現象に巻き込まれ、以後、行方不明となってしまった。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6542


いや〜、まさかここまでおいてけぼりになるとは思っていませんでした。全然ストーリーが追えないんです...。
ところどころ話がつながったと思うと、またぷっつりと途切れてしまい終わった今でも全体をとおして何がどうなったんだというのが全然分かりませんでした。個々のシーンはいいんだけどなぁ...。
さらに終わり方もアレだったので、エンドロールに入った瞬間にちょっとしたどよめきが起こったのが笑えました。いやいや、笑ってる場合じゃないんですけど、もう笑うしかないんですよ、ほんとに。


ストーリーがよく分からんという感想以外の感想としては

    1. 出演者(特に大森南朋さん)よかった
    2. 映像はキレイだし、作品全体の雰囲気はよかった


ってところでしょうか。大森さんは「深呼吸の必要」で見て以来ですが、とても印象に残る人だったのでよく覚えてました。今作品中では、本当に100年前に居そうな雰囲気が出ていたのは彼だけでした。
# 100年前の雰囲気なんて正直分かりませんが、私のイメージの100年前に一番マッチしてたのは大森さんでした

特に別れのシーンの重い口調や表情はかなり良かったです(最後の台詞は微妙でしたが...)。
さらに、大好きなオダギリさんや蒼井優さんも見れたし出演者については大満足かな。特に蒼井優さんの和服姿は凛々しいけどもどこかかわいくてよかったです。出演場面が少なかったのは残念ですが、あのストーリーじゃしょうがない。。。
原作ファン(も、正直微妙でしょうが)か、出演者に思い入れがあれば見てもいいかも知れませんが、正直お奨めは出来ないです。世界観や雰囲気からは間違いなく良作の匂いがしていただけに、こんなことになってしまって本当に残念です。


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