- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2004/10/08
- メディア: DVD
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ハナは自由奔放なアリスにいつも振り回されている。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3986
ハナの初恋もアリスの突然の一目惚れ宣言に付き合ううちにやってきた。
嫌がるハナを連れて、一目惚れした高校生を尾行しようとするアリスは
その彼と一緒に通学している高校生・宮本(郭智博)をハナに薦める。
そんなアリスに振り回されていく中、いつの間にかハナの心は変化し始めるのだった。
新文芸坐にて。
鈴木杏を見るとローソン3姉妹のことをいつも思い出します。年の割りに大人びた顔の子だと感心していたのが昨日のことのように思い出されますが、それももう10年も前のことなんですよねー。この作品の感想とはまったく関係ないのですが、この作品を観ていたら急にローソン3姉妹のことを思い出してしまい、中でも年齢的に一番近かった後藤理沙が大好きだったことが思い出としてよみがえってきて懐かしい気持ちになりました。
後藤理沙、元気かな...。
さて。本題。
この作品は2年前にDVDで鑑賞済みですが、前回観たときには「映像はとてもいいんだけれど、ストーリーはよくわからないなー」という印象を受けたのですが、今回はその時よりもとてもおもしろい作品のように感じられました。
前回見たときにはハナやアリスの行動があまりに破天荒過ぎて、彼女たちがそうしてしまう理由を探しては理解できずイライラしてしまった部分がありましたが、今回見たときにはそのひとつひとつに意味を求めるのではなく、行為そのものの面白さや、そうしてしまったという事実そのものを楽しむことで作品の印象が大きく変わったような気がします。
自分の理屈で相手の行動を理解するのではなく、あくまで事実そのものを客観的に受け止めることって大事だということをいまさらながらに実感しました。
ハナやアリスのひとつひとつの発言や表情はとても独創的でみずみずしくて、それぞれがまるで跳ねているようでした。年寄りみたいなことを言ってしまうと、若さってこういうことだよねと思うし、彼女たちの存在は本当にまぶしく感じられました。
また、風景の色合いの淡さが思い出の中っぽい世界観を演出しているようでもあり、懐古主義者なわたしにはとてもたまらなかったこともここに書き記しておきます。
何度でも観たくなる作品。
2年前にDVDで観た時の感想はこちら