50kmとは言え、ウルトラはまったく甘くなかったというお話

今日は東京都日野市でマラソン大会に参加してきました。
今回出たのは50km。ウルトラマラソン


先月杉戸の練習会で60kmを走ったばかりだったので、「それより10km短い50kmだったら余裕でしょう」とたかをくくっていました。60kmを走ったあともぜんぜん余裕があったし、だったらそれより短い50kmなんて...ね!

ところが今日は最高気温25度という暑さと補給食を全部忘れると凡ミスが重なったために散々な目にあってきました。50kmなめてましたが今日ばかりは本気で死ぬかと思いました。

スタートからペースは5:00-5:20くらいをキープし続けていて、40kmまでは全く問題なく走れていました。
今回は補給食をまったくとっていなかったのですがそれでもなんとか走れていたので「補給食はなくてもいけるのか」とちょっと意外でした。ペースがかなり遅かったとはいえ、それでも40kmを補給無しで走れるというのは大きな発見でした。

42km地点の通過タイムは3:42。

先月の60kmのときは3:55だったのでそれよりもいいペースで走れていることに気をよくしたのもつかの間、43km地点で急に視界がホワイトアウトしてダウンしました。気づくと腕にも顔にも汗がまったく出てなかったのでおそらく熱中症寸前だったようです。

とりいそぎ近くのエイドステーションまで歩いて水をかけてもらおうと行ったのですが、そこには冷たい水がなく、また飲む分しか置いてなくてかける分はないということでしたので水とスポーツドリンクを飲んで次のエイドまでがんばることに。

エイドで水分をとったおかげで回復したので再度走り出したのですが、1kmくらいでまた同じ現象が出てダウン。そこから歩いたり走ったりを繰り返して次のエイドまで行くと、そこには大量の水が!頭から顔から水をかけてもらってリフレッシュし、なんとか復活することができました。

例年参加しているさつきマラソンもそうですが、5月になると急に暑くなるので暑熱順化ができてないんですね...。


とはいえ、この時点で残り5kmを切っていたので残りはもう大丈夫だろうと安心していたのですが、2kmくらい走ったところで今度は足がつって歩けなくなりました。フルでさえ補給食を15kmおきにとっているのに今回はひとつもとってないからどうしたっていろいろ不足しちゃいますよね。

さらに「足がつる」→「歩く時間が長くなる」→「日差しに当たる時間が長くなる」→「またもや熱中症寸前」というコンボまで決まり、再度ダウン。次のエイドまでとぼとぼ歩いて行って水をぶっかけてもらい、なんとかゴールへとたどり着くことができきました。



というわけで走る方は散々でしたが、大会自体はめちゃくちゃよかったです。
途中すれちがった参加者同士が「おつかれさまです」とか「がんばって!」と声をかけあいながら走る雰囲気はすごくユニークでおもしろかったし走ってて本当に楽しかったです。


しかもゴールするときはランナーひとりひとりのためにゴールテープを引いてくれてチアやスタッフの声援を受けながらゴールできるというサービスっぷり。最後の最後にこんなプレゼントを用意してくれていたことに本当に感謝したいです。


来年もまた参加して、今度は満足のいくタイムで完走したいです。

目指せ50kmでサブ4!