2015年1月1日から18日に読んだ本は3冊でした。
1. 箱根駅伝
- 作者: 酒井政人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/11/07
- メディア: 新書
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テレビ観戦が100倍楽しくなるインサイド情報!勝負は「花の2区」から「山の5区」へ。元箱根ランナーが描く舞台裏。2015年最新情報も満載!
http://www.amazon.co.jp/dp/4041023769
箱根駅伝を観終わってから再読したのですが、今回の大会を振り返りながら読むと「なるほど!」と思う部分と「そういう展開にはならなかったな」と思う部分があってまた違うおもしろさを感じました。5区があんな展開になるなんて予想もできなかったことがうかがえるし、そもそも青学自体がそこまで注目されていなかったことが何よりも興味深かったです。
今年は箱根の予選会観に行きます!
2. 42.195kmの科学
42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」 (角川oneテーマ21)
- 作者: NHKスペシャル取材班
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/02/09
- メディア: 新書
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なぜ「つま先着地」が重要か?マラソン歴代上位100傑のうち9割がケニア・エチオピア勢、彼らの強さの真相。急激に進むマラソンの高速化に科学的に迫る。
http://www.amazon.co.jp/dp/4041104017
わたしはフォアフットな走り方をする癖があって、直そうと思ってもなかなか直りません。
ストライドが広くなってピッチが遅いというのもなんとか改善しようと思っているのですが、そちらも矯正はむずかしいし、自然と身に付いた癖を直すことのむずかしさを思い知っています。
ではつま先着地の何がいいのか?というところを知りたくて本書を手に取ったのですが、つま先着地それ自体がよいのではなくて裸足で危険な場所を歩かなければいけなかった人が足に負担のかからないように少しずつ調整した結果たどり着いたのがそれだったというだけなんだというのは非常におおっと感心させられました。
だから単に走り方を真似してつま先着地にしたところで速くなるわけではないというのがまたおもしろいというか、高所+足場の悪さという過酷な環境で生活してきた人だけが会得できる簡単には真似のできない武器、それがつま先着地であるというのはすごいなと。
これを読んでからは、細かい走り方で悩むよりも自分の走り方をベースによりよい走り方を見つけて行くのがいいんだろうなと思って、細かいことで悩むのは止めました。
3. 一瞬の光
- 作者: 白石一文
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
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橋田浩介は一流企業に勤めるエリートサラリーマン。38歳という異例の若さで人事課長に抜擢され、社長派の中核として忙しい毎日を送っていた。そんなある日、彼はトラウマを抱えた短大生の香折と出会い、その陰うつな過去と傷ついた魂に心を動かされ、彼女から目が離せなくなる。派閥間の争いや陰謀、信じていた人の裏切りですべてを失う中、浩介は香折の中に家族や恋人を超えた愛の形を見出していく。
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若くして多くのものを手にした男性が、自分にとって本当に大事なものを見つけていく過程を丁寧に描いた作品でして、ひさしぶりに読んだせいか初めて読んだときと同じくらい楽しめました。あとは前に読んだときよりも年をとったから、主人公の橋田の気持ちも分かるようになったからかも。
全部再読。