ここ一か月ほど足底筋膜炎による痛みはほぼなくなってきています。
体感としてはおおむね回復したと感じていますし、じっさいにマラソンの記録も以前の状態に近づいています。練習を再開してほぼ3か月が経とうとしていますが、その練習のおかげでハーフは94分、10kmは42分まで戻りました。まだ自己ベストにはほど遠いとはいえ、練習再開直後に出たハーフのタイムが130分だったことを思えばかなりよくなっていると言えそうです。
この調子で練習を続けていれば前と同じタイムを出せるようになるだろうという実感はあるのですが、一方で走っていて何だか以前とは違うなと感じる部分もあってそこが違和感としてずっと残り続けていました。おかしいなと気づいたのはおそらく練習を再開しだした3か月前だと思うのですが、すごく気になったので何度か走り方を確認してみたり、呼吸のタイミングをはかってみたりしましたがとくにおかしなところもなく結局わからずじまいでした。
そんなわけで違和感の原因はわからないままだったのですが、昨日何となくやってみたあることがきっかけで違和感の原因がわかりました。
それは体重がすごい増えてたのです。
体重は64.6kg、体脂肪率は23%にもなっていました。昨年の9月にはかったときのデータをひっくり返してみたところ、体重は60kgで体脂肪率は15%でした。体重は4kg以上も重いし脂肪もたくさんついています。太り過ぎだろう....。
思い返してみれば、走るのを休んでいた5月、6月も走っているときと変わらずご飯はたくさん食べていたし、お菓子も人並み以上に食べていました。そして走る練習を再開した7月以降はさらにご飯を食べるようになっていて、最近はとにかく食欲がたくまし過ぎてドン引きするレベルです。
体重が4kg重いというのはランナーにとっては致命的です。
ランナーのあいだで語り継がれる都市伝説のひとつに「体重が1kg軽くなるとフルマラソンのタイムが3分速くなる」というものがあります。つまり体重が4kg重くなったわたしはフルマラソンだと12分、ハーフだと6分、10kmだと3分も遅くなる計算になります。それはちょっと大げさだとしても、体が重くなったことで以前と同じように走っても同じタイムが出にくくなるというのは実感としてもすごくわかります。
まして筋肉がおとらえて脂肪を蓄えたことによる増量となれば、その被害は甚大です。
そもそも筋肉と脂肪って重さがぜんぜん違いますからね...。減った筋肉と同じくらいの量の脂肪がついただけであればふつうは体重は減りますが、それが増えたとなるとかなりの量の筋肉が脂肪に置き換わったと考えられます。
足やひざへの負担、さらに筋肉が落ちたことによる走力の低下がわたしが感じていた違和感なのかと気づいたときに、なんでもっと早く気付かなかったんだろうかとショックを受けました。
とりあえずただ悲しんでいてもどうにもならないので、まずは体重を落として以前と同じ体を取り戻そうと思います。
まずは来月のフルマラソン(大田原マラソン)までに3kg落とすことを目標に日々の生活を改めようと思います。
(10/15時点の状態)
- 体重 64.6kg
- 体脂肪率 23.2%
- 体脂肪量 15.0kg