「プレーンズ」見たよ


大空最速の飛行機を決める夢の世界ラリーに集結したのは、各国を代表するチャンピオン飛行機たち。そこには、レースどころか農薬を散布するのが仕事の飛行機ダスティもいた。飛ぶことが大好きで、無限の才能を秘めたダスティは、ライバルたちにバカにされても平気だが、ひとつだけ知られたくない弱点があった。実は彼は高所恐怖症で、高い高度を飛ぶことが出来ないのだ。接戦を繰り広げる度に腕を上げていくダスティ。だが、優勝も夢ではないと思われたその時――目前にはラリー最難所である世界最高峰のエベレストがそびえていた…。

『プレーンズ』作品情報 | cinemacafe.net


TOHOシネマズ宇都宮でハホ*1といっしょに観てきました。2D吹替え版で鑑賞。

高所恐怖症で高く飛べない農薬散布用の飛行機ダスティが世界一周レースでの活躍を夢見るというお話でしたが、ラストにかけて盛り上がりはするものの全体としてはいまいち乗り切れない作品でした。最後はすごくいいんですがそこにいたるまでの部分にあまり面白味を感じられなくてとても退屈に感じられました。

本作は「自身の可能性を信じて夢を抱くダスティは、高所恐怖症という決定的な弱点はあるものの支援してくれる仲間たちを見つけて支えられることで多くの困難をはねのけつつ弱点を克服して最後はハッピーエンド!」という完璧な構成で組み立てられているのですが、なぜかこれが楽しめないのです。


なにが合わなかったのかは正直思い当たる節がないのですが、ただわかるのは物語の展開にもキャラクターにも惹かれるところがなかったということです。予告を観る限りではすごくおもしろそうに見えたし、そもそもこんなに合わないってのもすごくめずらしいのでなにがダメなのかずっと考えていましたが、結局なにもわからなくて考え過ぎて眠くなっただけでした...。


唯一これはまちがいなく自分にはダメだったなと思ったのは肝心のレースに関する部分。

世界一周レースはいくつかの区間に区切られてその区間ごとに順位をあらそうのですが、そこでの順位がその後の区間、もしくは全体の順位にどう影響しているのかがさっぱり見えてきません。そもそもこのレースに関するルールってなにも説明がなかったような気がしますが、もしかしてわたしがおぼえてないだけなんでしょうか...。

とりあえず最後の区間で1位をとった人が優勝っていうのはわかるんですが、それ以外については状況から推しはかることしかできなかったのはすごく残念でしたし、世界最高峰といいつつそのレースの難易度や大変さがまったく伝わってこなかったのもすごく残念でした。


公式サイトはこちら

*1:長女