マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋



勝手に動き回るおもちゃ、風もないのに空を飛ぶ紙飛行機、絵本から飛び出す本物の動物たち…まるで魔法の国のようなおもちゃ屋マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋は、今日も大盛況。オーナー・マゴリアムおじさん(ダスティン・ホフマン)の下で働く若き支配人のモリーナタリー・ポートマン)もこのおもちゃ屋をこよなく愛していた。そんなある日、モリーはマゴリアムおじさんにこの店を継ぐように言われる。ところが、マゴリアムの引退に不満なおもちゃたちはその日から荒れ始める。すっかり落ち込んでしまったモリー。果たして大好きなおもちゃ屋を守ることが出来るのか…?

『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮にて。
相変わらずキュートなナタリー・ポートマンと実は今まで出演作を見たことのないダスティン・ホフマンを見たくて観に行きました。二人の佇まいには非常に満足したのですが、幼児の頭の中を映像化したような世界で繰り広げられているような非常に不思議な世界観には溶け込めずに終わりました。こんなに置いてけぼりなのは久しぶりです。


大雑把にまとめると、113年続いたおもちゃ屋がオーナーの引退(消失)を聞きつけてどんどん荒れていく...という話なのですが、この荒れ方がすごく子どもが駄々をこねてるみたいでかわいいのです。ボールがピョンピョン跳ねだしたり、仕掛けがいう事をきかなくなったり、壁の色が徐々に変わっていったりと地味だけどムカッとくるような事をし始めるのです。おもちゃたちのささやかな反抗の仕方にかわいいなと思わずには居られませんでした。


とは言っても、結局は何がなんだか分からないうちに最後まで駆け抜けていった作品なのですが、でもまあ、こういう理解の範疇を超えた作品ってのもたまにはいいもんだなと思って映画館をあとにしました。


これだけでは、ダスティン・ホフマンの魅力が全然分からなかったので過去の出演作見てみようかなと思います。


公式サイトはこちら