報告・連絡・相談は1分間でまとめなさい―できる人、成功する人のコミュニケーション力
- 作者: 斎藤一真,データタンク
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 新書
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最近。
報告・相談をする事が増えたのですが、逆に報告されたり相談される事も増えてきました。社歴があがればそういう立場上の変化もあるわけで、それはそれで一つの変化なので特に気にする事でもないのですが、受ける立場になってみて改めて自分の報告が拙くてこれはすごくよくないんじゃないかという気がしてきました。
いやね。
前から薄々気になってはいたのですが、それでもちゃんと伝わってるからいいやと思って気付かなかったことにしていたのです。だってどう改善していいのか分からないし、そもそも本当にダメかどうかも判断つかなかったのでひとまず現状維持と思っていたのですが、いざ自分がそういう報告を受けてみてイマイチ要領を得ないモノを延々と聞かされたときのやるせない気分を味わってしまったら、もう我慢ならなくなったきました。
そんなわけで何か参考になりそうな本は無いかということでこの本を見つけて読んでみました。
内容としては、タイトルどおり、部下が上司に報告する時にどういう事を気にして報告すべきかどうかという点について読みやすくまとまっているという印象を受けました。一つ一つの話題(○○な報告は××だ、みたいな感じの話題)が数ページ単位で完結しているので、斜め読みをして気になるタイトルを見つけてそこを読むなんて読み方も出来るので読むのがとても楽でした。
私が参考になったと感じたのは↓の部分です
-
- 報告を先延ばしにするべからず
- 上司は対策のある報告を好む
- 報告は上司の関心ある点からする
- 自己主張ばかりの相談は嫌われる
- 「しにくい相談」は早めにしよう
特に最後の5.に書かれていた「悪い情報ほど早く伝えよ」というのはすごく耳に痛いけど大事だよなと感じました。言いにくいことほど先に報告すべきだというのは、まったくもってそのとおりなんですよね。
あとは実践あるのみ。明日からやるぞー。