ブログ炎上後に残るもの、残らないもの


以前から拝見していた「キネマ文化論」というブログがあったのですが、先日から404になってしまいました。
移転したのかな?なんて思いながらも時間が取れなくて調べてなかったのですが、今日は手が空いたので早速調べて見ました。すると、どうも大炎上の末に閉鎖された事が分かりました。
炎上という言葉を見たときに「もしかして...」と思い当たる事があったのでさらに調べてみると、予想どおりの展開。9/1から公開された某アニメを酷評したために炎上したようでした。


詳しい経緯が書かれていたであろうサイトが見れなくなっているので詳細については推測することしか出来ません。ただ、ずっと見ていたサイトが炎上して閉鎖になったのは初めてでして、非常に残念でなりません。


たしかに好きなものをむやみやたらと貶されるのは辛いので、貶している相手へその憎しみをぶつけたくなるのも理解出来ます。
私も先日見た「遠くの空に消えた」が非常に面白くてこのブログでも絶賛したのですが、感想を書いた後にネット上の評価を見たらあまりにボロクソに貶されててもう涙目。あちこち見ても褒めてる人はほとんどおらず、ほぼネガティブな感想。たまに褒めてそうな記事だなと思ってしっかり読んでみると単に「神木君かっこいい」みたいな内容無視な感想だったりとまさに目も当てられない状況でした。


もうね。何でこいつらこの面白さが分からないんだとプルプル怒りに震えたわけですが、そんな状況でも自分が面白いと感じたという事実は揺るぎないわけです。
だから、酷評したサイトに卑猥なコメントを残してやれとか炎上させてやれなんてのは考えた事はありませんし、これからもそう思うことはないと断言出来ます。自分と意見の合わない人もいるからこそ、ネットって面白いんじゃないかと思うわけです。


文章や思想が気に入らないというだけの理由で、サイトを閉鎖に追い込む事で誰が一体得をするのか。今までは閉鎖させられる方が悪いという思いが強かったのですが、この是非について改めて考えさせられた一件でした。