いわゆる救済措置について

http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~honore/kyusai.htm

大学の先生らしい読みやすく面白い文章に、思わずニヤニヤしながら読んでしまいました。何か淡々とした文章がすごくいいです。

私の同学年の友達で、一人だけ3年から4年になる段階で単位が足りずに研究室配属されない人がいました。確か前期分の外国語の単位が一つだけ足りず、そしてそれに気付いたのは後期になってからというもうどうしようも無さ過ぎて助ける気すら起きない状況だったのですが、いろいろとお願いして回るも当然ながらなんともならず結局留年しちゃいました。その時は「何とかしてくれない学務係や先生達は冷たいな」などと思ったりもしましたが、これを読んで改めて妥当な選択だったのだと思い直しました。
自分の不始末の責任は自分で取るべきであって、過剰に他人へ転嫁すべきじゃないです。


この話とは直接関係は無いのですが、先日「こうやって頭を下げてるのに何でxxxxしてくれないんだ」と言われる事があって非常に憤慨しました。そもそも相手方の不注意でどうしようもなくなってしまい困っているのはこっちなのに、こうやって謝ってるんだから何とかしてくれっていう態度を取られると相手の要求を呑まないこちらが悪いような雰囲気になり不愉快過ぎて鼻血が出そうになります。
謝れば許してもらえるものではないし頼めば何でもしてくれるものではないと思うのですが、頭を下げる事が全ての免罪符になると思っている人が多い事に最近はうんざりします。何でもかんでも頼むのは勝手ですが、頼まれる相手の事も思いやれるくらいの心の余裕は欲しいと思います(自重をこめて)。