お産ピンチの大館・鹿角

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県や大館、鹿角両市、小坂町の行政側と、医師会、病院、秋田大医学部の医療側が一堂に会して大館鹿角地域の産科医療体制を話し合う検討会が6日、大館市内で開かれた。大館市立扇田病院の産科が9月から医師不在のため休診し、出産受け入れの危機を迎える。病院や診療所間の協力や助産師の活用などが対策として示された。

県によると、05年度の同地域の分娩(ぶん・べん)は大館市立総合病院309件、鹿角組合総合病院229件、大館市立扇田病院474件の計1012件。


産婦人科医は9人いるが、診療所は出産を扱わず、市立総合3人、鹿角組合1人、市立扇田2人の計6人が担当した。9月から市立扇田がゼロになる一方、鹿角組合が2人に増える。

お産に定評があった市立扇田が休診になる上に、トータルで1減になるため、市立総合が「里帰り出産」を原則断るなど深刻な状態だ。

里帰り出産を考えていた人はどうするんでしょう。生みたい場所で生めないなんて悲しい限りです。私の場合はそういった苦労はなかったのですが、こんな状況じゃ出生率の向上は望めませんよね。


産婦人科医の待遇改善など検討すべき事項は多いんじゃないでしょうか。