Little DJ 〜 小さな恋の物語


ある日学校で倒れ、海辺の病院に入院することになった太郎(神木隆之介)は、野球とラジオのDJが大好きな少年。入院生活に飽きてきた頃、毎日お昼に聞こえる音楽に興味を持ち始めた太郎は、やがてお昼の院内放送のDJを行うように。病院を優しい空気で包んでいく太郎の声と音楽。太郎は放送を通じて周りの患者たちと交流していくうちに、美しい少女・たまき(福田麻由子)と出会う。やがて太郎とたまきの小さな恋は少しずつ動きだすが、太郎に残された時間は限られていた…。誰もが忘れられない初恋と少年少女の成長を70年代の名曲で彩る、ノスタルジックな日本版“小さな恋のメロディ”。

『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』作品情報 | cinemacafe.net

宇都宮テアトルにて。
中学生の淡い恋心と 舞台となる北海道の風景がすごく心に残る作品でした。院内に流れる70年代の音楽もどこかノスタルジックで心地よく、時代の雰囲気が滲み出ててよかったです。


この作品を見終わってふと何かの作品にイメージが似てるなーと思い、しばらくうんうん悩んでました。で、ふと「世界の中心で愛をさけぶ」と被る部分が多かったことに気付きました。男女の役割が入れ替わったセカチューといった感じだよなあ、これ。
夜中までラジオを聴いてたり、読者投稿のはがきを出して読まれたり、病気と知りつつ一緒に病院を抜け出したり、それがばれて親にぶたれたり、並べてみると結構類似点は少なくありません。
ですが、これだけ類似点があるにも関わらずなぜ見ているときに気付かなかったのか。改めて考えてみました。

  世界の中心で愛をさけぶ Little DJ
作品の印象 全体的に薄暗い印象
悲壮感がとにかく強い
DJをすることで院内の人気者になる
悲しいシーンよりも楽しいシーンが多くてそちらが印象に残る
死ぬのは 亜紀 太郎
主視点 朔太郎(健康な方) 太郎(病気の方)


何となく比較してみたものの特に他意はありません。


どちらが好きかというのは難しいですが、この作品の方が全体的な明るい上にストーリーに救いがあるので、見終わった後の気分のよさはこちらの方が断然よかったです。

公式サイトはこちら