ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。この影響で人類の半数近くは死にいたり、世界の各地には大破壊の痕跡が刻みこまれた。やっと平穏な日々が戻ったと思われたとき――14歳の少年・碇シンジは父親から第3新東京市へ呼び出されて、出迎えを待っていた。
 その眼前の山あいから、巨大な生物が出現! それは「使徒」と呼ばれる正体不明の存在で、たちまち国連軍と激しい交戦を開始した。爆風に巻きこまれ、危機に陥るシンジ。その生命を救ったのは、葛城ミサトと名乗る女性だった。
 ミサトの車で特務機関NERV(ネルフ)の本部へと連れていかれ、シンジは父と10年ぶりの再会をはたした。だが、シンジは父の碇ゲンドウから極秘裏に開発された巨大な人型兵器を見せられ、使徒との戦いを強要された。それがシンジと人造人間エヴァンゲリオン初号機との出逢いであった。
 反発を覚えたシンジではあったが、女性パイロット綾波レイの負傷を目のあたりにして、逃げることを否定し、ついに出撃を決意する。何の訓練も受けないままに、初めて使徒と対峙するEVA初号機のシンジ。
 世界の命運を託された14歳の少年シンジは、はたしてどう戦うのか? そして、セカンド・インパクトに隠されたキーワード「人類補完計画」の真実とは?
 すべての謎の鍵を握る碇ゲンドウは、シンジの苦闘をじっと見つめている……。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7573

MOVIX宇都宮にて。
ネットでの評判があまりにいいので見に行ってきました。


映画版も含めて一度全部見ているので内容はひととおり知っているのですが、それでも最初から最後まで興奮しっぱなしでした。ストーリーはほぼ既知のものなので目新しさはほとんどありませんし、使徒との戦いだって過程も結果もほぼ一緒。冷静に考えたらこれほど楽しめるはずは無いのに何でこんなに面白いんでしょう? 本当に不思議でなりません。
特にラミエルを撃破するためのヤシマ作戦のくだりは、もう繰り返し見たくなるくらいのいい出来です。ラミエルの圧倒的戦力とそれに立ち向かう人類、っていう構図が非常に分かりやすくていい。私の中ではこのあたりが一番好きな箇所だというのもあると思いますが、それを差し引いても、もう素晴らしいとしか評しようのない完璧な出来栄えでした。本当にもう一度見に行きたいくらいです。


あとは最後の最後に見せた続編に向けての前振りも気になるところです。こんな気になる終わり方をされると次が早く見たくなります。気になって夜も眠れません...。


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