今日は出社の日でした。日曜日に走った後にふくらはぎにちょっと違和感が出て、その痛みが月曜日の帰宅時にも少し気になりました。というわけで今日はあまり歩きたくなかったので妻に送ってもらいました。めっちゃらくちん。
そして今日から寒くなるという話は聞いていたので(by天気予報)寒くなる前に早めに帰宅しようと思っていたのですが、同期がめずらしく席に話に来たり急に会議に呼ばれたりしているうちにあっという間にこんな時間になってしまいました。毎日定時に帰れるおじさんになりたいです。
さて。今日は8月のイベントに申し込みをしました。

8/5,6に開催されるGoogle Cloudのイベントです。
昨年は夏休みの帰省とまるかぶりしてしまって参加できなかったので、今年は何としても参加したいです。去年はパシフィコ横浜だったので「今年こそ横浜に!」と思っていたらなんとビッグサイトに戻ってしまいました。残念過ぎる...。
クラウドと言えばこんなツイートが話題になっていました。
この流れのコメントを拝見して、長文になりますが、感じたことや、日本にとってリスクだなと思った事を、できるだけ客観的にコメントしたいと思います。… https://t.co/rmEWr20di5
— 田中邦裕(Kunihiro Tanaka) (@kunihirotanaka) 2025年2月12日
※ 全文引用します
この流れのコメントを拝見して、長文になりますが、感じたことや、日本にとってリスクだなと思った事を、できるだけ客観的にコメントしたいと思います。
まず、さくらインターネットも、まだまだ頑張らないとなと改めて考えるとともに、元の投稿者の方も含め、応援してくれている方が多いことにも大変感謝していますし、最近はさくらのクラウド検定を受ける方も増えてきていて、マルチクラウドへの関心を深めてもらえれば嬉しいなと思います。
さて、まずこの流れで大変興味深いのが、「AWSを使いたい」というのを、「さくらインターネットを使いたくない」と言い換えている方々が多いことでした。
さくらは象徴的な対AWS勢力でしかなく、じゃあGCPやAzure、OCIを使うのかといえば、それらも使いたくなくて、むしろ「AWSしか使いたくない」もっというと「AWSしか使えない」という事を色々と言い換えているようにも見えます。もちろん、GCPやAzureを使う人は少しはいそうですが、失礼ながらOCIを使いたいという投稿はありませんでした。
まずリスクが大きいなと感じたのが、「エンジニアのキャリアとしてAWSを使いたい」という投稿で、その方の所属する会社の経営者から見ると脅威で、会社にとって最適なデジタルインフラの選択より、そのエンジニアの都合が優先される事を意味しています。
これって、90年代の経営者が現場が使いやすいベンダに頼んで、ITの選択肢を失っていったプロセスによく似ていますし、完全にベンダーロックインされて、デジタル敗戦を引き起こしたプロセスに酷似しています。
この時に、経営者も「大手なら大丈夫だろう」と、代表的なベンダを選ぶ事を容認したのですが、今回の反応でもAWSは大手で安心だからという投稿がありました。
結果、ITの自由度は失われ、高いコストを払わされ、移行もできず、という八方塞がりの状況になっています。
なお、前述は国内ベンダによるロックインだったのでデジタル貿易赤字は発生しませんでしたが、今はデジタル貿易赤字とベンダーロックインの二重に苦しい状況への入り口にいます。
とはいえデジタル貿易赤字を一旦忘れて、さくらインターネットをあえて外して話をしますが、外資だけでもGCP、Azure、OCIがガバメントクラウドに登録されており、AWSにロックインされないマルチクラウドは可能です。
一時的にはマルチクラウドは手間がかかりますが、中長期のリスク回避は重要です。
確かにたくさんAWSを使って挑戦すると表彰されたりなんかして、現場のエンジニアの方が喜ぶ気持ちもわかりますから、共感できる気持ちもあるのですが、その対岸でインフラコストで本気にビジネスにまで影響が出てきている経営の状況を見ていると、「デジタルインフラ依存は経営リスク」と言っていた経営者仲間の気持ちがわかります。
そもそも、可能であれば自分たちで物理からインフラを作れる、せめて仮想サーバだけ借りて基盤を構築できるエンジニアチームをちゃんと確保して、いつでも自分たちで作れるけど、便利だからパブリッククラウドを利活用するということが大事です。
何より、経営者がインフラを作れるエンジニアの体制にちゃんとお金を出し、エンジニアは物理に近いレイヤの勉強をすべきだと思います。
せっかく便利なクラウド機能があるので、それを使わないのは勿体無いし、そもそも経営のスピードを落としますから、短期的には高くてもAWSなり、高機能なクラウドは使うべきです。
ただ、デジタルインフラ依存は中長期的に大きなリスクだから、ちゃんとインフラチームにお金をかけて、究極的に脱クラウドをできるくらいの準備をした上で、便利なクラウドを最大限利活用するということを、経営者の方には改めて伝えたいです。
サイボウズさんは、半分オンプレミスで、半分クラウドで構築しているそうです。いつでも脱クラウドインフラができるようにという事です。
長くなりましたが、全体最適か個別最適か、そして短期視点か長期視点かで、全く話が変わりますよという事を言いたくて、書かせていただきました。
長文失礼いたしました。
自分もちゃんと触ったことのあるパブクラはAWSだけなので偉そうなことは言えないのですが、田中さんの意見にはとても同意します。
IT未経験者がIT業界に転職するときにとる資格としてAWSの認定資格が人気だという話は有名ですが、つまりAWSのことしか知らない人がIT業界に一定数量産され続けていると考えられます。そういう人がAWS以外を選びたがらないというのは自分の実感としてもよくわかるし、それがリスクだということもよくわかります。
自分もAWSの便利さやおもしろさに惹かれてかなり触ったし資格をいくつかとるくらいには詳しくなりましたが、一昨年あたりからAWSへの依存が怖くて Google Cloud のことも触るようになりました。
そして最近はソブリンクラウドというものを知ってデータ主権のことを学び始めてからは国産クラウドの必要性について考えるようになりました。いまはどのクラウドベンダーも「日本は国内にリージョンがあるから大丈夫ですよ」と言っていますが、昨今のアメリカやウクライナの状況を見ていると国内にリージョンがある程度で楽観視できるようなことではないと思います。そういう意味ではガバメントクラウドで唯一の国産クラウドとして手を挙げているさくらインターネットにはほんとうに頑張って欲しいし応援したいと思っています。
以前はマルチクラウドに対してはあまりいい印象はもっていなかったのですが、いまはその必要性をすごく感じるしオンプレミスの必要性も同じくらい実感しています。