そろそろ冬がつらくなってきた水曜日

今日は出社の日でした。朝から寒くて眠かったです。

今日はめちゃくちゃ寒かったので帰りは妻に拾ってもらって帰りました。ほんとうは本屋に寄って帰りたかったけど寒い中を歩きたくなかったので本屋は諦めました。そっちは明日か明後日に行こうと思います。

さて。ここ1年くらい楽しみに読んでいる漫画があります。

comic-days.com

yanmaga.jp

「8月31日のロングサマー」と「大人になれない僕らは」なんですが、この二つは「高校生の男女が夏の1日をひたすら繰り返す」という同じテーマを扱っている作品です。

前者は8/31が終わらないことに気付いた二人が出会って何をすればこのループから抜け出すことができるのかその条件を模索しながらその仲を深めていくお話で、後者は延々と繰り返される7月7日に押し潰されないように二人でいろいろなことに挑戦しようと試みて毎日を過ごすというお話です。テーマも登場人物の構成も似ているのに読んだときの印象がぜんぜん違っていて毎回楽しみに読んでいます。読み始めた当初は「かわいい女の子と毎日いっしょに過ごせるなんて最高じゃん」と思って読んでいたのですが、いつからかこの1日の中に閉じ込められていることに言いようのない怖さを感じるようになりました。たしかにいっしょにいる女の子はかわいいし成長に伴って訪れるつらさと向き合わずに済む気楽さもあるけれど、自分の経験や記憶以外には何も積み上げることのできないことが徐々に怖くなってきます。
この感覚ってなんだろう?と思ったのですが、すごく狭いところに閉じ込められたときと似ているんですよね。自分は閉所恐怖症で狭いところがすごく苦手なんですがまさに狭い部屋に閉じ込められたときのような息苦しさがこの2作品には感じられます。

なので読んでいて楽しいことばかりではないのですが、それでも夏の1日という狭い時空間の中で繰り返し同じ日を生きる様子がとても好きで毎回楽しみに読んでいます。