お昼くらいに天気予報を見ると夕方は雨の予報となっていました。
さすが梅雨だなという天気予報を眺めながら今日はさすがに走れないかな?と思っていたのですが、いざ夕方になってみたらぜんぜん雨が降っていませんでした。降りそうだけど降ってない微妙な空模様。
降水確率を信じれば走ってる途中で降られる可能性大でしたが梅雨なんだしそれはそれで仕方がないなと割り切って走りに出かけました。今日も爪の調子がいまいちだったので5'30/kmくらいのペース走をするつもりで走り出しました。
途中で少しだけ雨粒が落ちてきたのですが降るというところまでいかずに結局雨にはあたらずに走り終えました。帰宅して1時間後くらいにものすごい勢いで降ってきていまもまだ降ってます。躊躇せずに走りに行ってよかったです。
考え事をしてたらあっという間でしたがペースはわりと安定していました。
コースは昨日走ったコースと同じでしたが、最近開拓したコースなんですが人が少なくて走りやすいです。
暗いところは足元が危ないのですがトータルではとてもいいコースなので今後のお気に入りコースになりそうです。
さて。今日は走りながらずっと考え事をしていたのですが、考えていたのは今日あちこちで話題になっていたランナーのマナーに関する話についてでした。自分は出ているマラソン大会の数だけは人一倍多いのでマナーの悪いランナーもたくさん見ているしいろいろ言いたいことはあるんですが、これって冷静に考えたらすごい難しい問題だと思います。
まず基本的な自分の考えなんですが、ルール違反については厳正に対処すべきですが、マナーはあくまで個人が自分の価値判断に従って周囲を気遣って行うことなので「あの人はマナーが悪いな」と思ったとしてもそれを正すよう相手に強制することは誰にもできないと思っています。
自分がいつも心がけているのは野球の松井選手が現役時代に言っていた「自分自身がコントロールできることとできないことを分けて考える。コントロールできないことには関心をもってはいけない」という言葉なんですが、この言葉に従えばわたしにとっては赤の他人がマナーを守るかどうかというのはコントロールできないことであって、そうであればそれは関心をもってはいけないことに該当します。
だからマナーの悪い人に改めてもらえるよう腐心してもそれはなかなか難しいだろうなと思ってるし、だったらそういう人に変わってもらえるようにがんばることよりも自分自身や身近な人だけでもみんなが気持ちよく走れるようにしっかりマナーを守ろうとがんばるほうがよりよい結果に結びつくんじゃないかなと思っています。
あとは「自分がもしマナー違反をしていたらどうしよう」と不安になるような人はそもそもマナー違反なんてしないし、逆にマナーが悪くて周囲に迷惑をかけているような人は自分がマナーを守ってないなんてことにも考えが及ばないうえに直接マナーの悪さを指摘されても改めるような殊勝さは持ち合わせていません。マナー違反野郎はモラルも低いので、注意したら逆ギレされておしまいということも少なくありません(経験済み)。
SNSが発達したこのご時世。自浄作用のないコミュニティに対する外圧の強さは理解していますが、見知らぬ人のマナー違反にまで責任を感じてしまってもそんなのはとても負いきれないし、だったら自分のできる範囲でまっとうにがんばってそれ以外の要因についてはぜんぜん気にしないでいいんじゃないかなと思っています。
なんか取り留めなくなってしまいましたが、いろいろ考えた結果、ルール違反は許さないけどマナー違反はあまり気にしすぎない方がいいんじゃないかと思う派になりました。