バイオハザード RE:2

BIOHAZARD RE:2  - PS4

BIOHAZARD RE:2 - PS4

1. プレイ時間 - 20時間くらい
2. ジャンル  - アクションゲーム
3. 機種    - PS4
4. 感想
 [良かった点]
 (1) 難しいけど難しすぎないちょうどいい難易度
 (2) 繰り返し遊べる
 (3) めちゃくちゃ怖い
 (4) 操作のカスタマイズが柔軟

 [悪かった点]
 (1) 敵がちょっと堅い


バイオハザードは1-6とリベレーションズ1,2をクリア済みです。
0もたぶんプレイ済みですが最後までやったのかは覚えておらず、ベロニカはたしか最後までやってません。DC版を買ったのはおぼえていますが、序盤で止めたような記憶が...。そして7についてはSwitchでやったけど途中で投げてしまいました。クラウドバージョンと呼ばれるSaaS形式で提供されるモードで遊んだのですが、途中で急にカクカクしだしてまともに遊べないこともあって嫌になっちゃいました。PS4も買ったことだし落ち着いたら7をやり直したいです。


と話はそれてしまいましたが、バイオ最新作の「バイオハザード RE:2」は2のリメイクなんですが、発売直前まではあまり買う気もありませんでした。

バイオハザードシリーズの1-3はそこまで好きではなかったというか、怖いのは最初だけで後半は変なのに追いかけまわされるだけのゲームという印象が強くておもしろかったという記憶がなくあまり遊びたいとは思いませんでした。
いまでも遊んだら間違いなくおもしろいと思える4-6のおもしろさに比べたら0-3はかなり落ちるというか、あの操作性なり視点操作に難があるところとかの影響も大きいと思うのですが、とにかくいままたやりたいと思うゲームではないというのが0-3に対する共通した認識でした。


そんなとくに思い入れのなかった2なのでリメイクされると聞いても食指が動くことはなく、画面はたしかにきれいなんだけどでも中身は2だしなあ...と思ってスルー予定だったのですが、その認識が大きく変わったのが体験版をプレイしてからでした。
今回、発売直前に1度だけプレイできる体験版というのが公開されたので買う気はないけどちょっとやってみようかとダウンロードして遊んでみました。

re:2の体験版は「30分だけ」「1度だけ」プレイ可能というものでしたが、このいずれの制約もゲームを購入したいと思わせるうまい制約としてはたらいていました。30分しか遊べないことでもっと遊びたいという欲求をかきたててくれたし、1度だけしか遊べないことで「この先どうなるのか知りたい!」と続きを遊びたくなる欲求を煽り立ててくれました。
そんなわけで体験版を遊んだ翌日にはすぐに購入を決めてしまいました。ちょろすぎる(笑)


そんなわけで発売日に購入してバイオハザード RE:2をプレイしましたが、映像面やシステム面については最新のバイオハザードっぽさで飾り立てつつ、でもリメイク元の2の空気をしっかりと残している良作でした。

たとえば複数のゾンビやタイラントのような圧倒的な強さをもつ敵に遭遇してしまったに去来する暗たんたる気分は初期のバイオハザードを彷彿とさせてくれたし、謎解きの内容がやや古臭いところは初期バイオらしさが色濃く感じられて懐かしく感じました。全体的にアクション要素があまり強くないというか、その場その場の判断・操作で切り抜けるよりも、どこで敵に襲われるのかを知ったうえで戦略を立てて切り抜けるようなゲームになっているのも昔のバイオっぽさがあるなと思いました。


今回はレオン編→クレア編の順番で遊びましたが、レオン編が7時間ちょっと、クレア編が5時間ちょっとの計12時間でひととおり終えることができました。まだレオンとクレアの裏があるのでそちらもやったらもう2倍は遊べそうですが、同じことを繰り返すのも飽きたのでもういいかなと思ってやらないことにしました。わたしのように手軽に遊びたい人は12時間でひととおり遊んで満足できるし、もっと長く遊びたい人は無限弾の武器を手に入れるまで遊べるし、別のモードもあるのでそちらも遊べるといった感じでいろんなニーズにこたえられる作りになっているのもいいなと思いました。


ただプラットフォームを替えるだけの移植作品ではなく、新しいプラットフォームにフィットさせるこういうよいリメイクが増えたら嬉しいです。ラジコン操作時代のバイオシリーズを全部この形式でリメイクしてほしいです。