8か月ぶりにハーフマラソンを走ってきました

昨日はボランティアで疲れたのかいつもよりも早く就寝。そのおかげで今朝は6時に目が覚めました。
今日は栃木県の矢板市でマラソン大会の予定が入っていたのでもともと早起きする予定ではありましたが、朝の6時にここまで気持ちよく起きられたのはすごい久しぶりでした。早く寝てよかったです。実はおとといからずっと喉が痛かったので前日寝るまでは大会に行こうかどうか悩んでいましたが、目が覚めたら痛みはひどくなってなかったしここまで目覚めがいいともう走りに行くしかないなということで張り切って行ってきました。


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矢板市は宇都宮からだとめちゃくちゃ近いのですが、今回はさらにスムーズに移動するために東北道経由で移動しました。国道4号線で行けばほぼそれだけで行けるのですが、東北道に乗ればさらに40分近く移動時間を短縮できます。400円ちょっとで40分早く着くならそっちを選んじゃいます。

とりあえず会場から1.5kmくらい離れた西小学校に車を停め、そこからは歩いて移動します。


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駐車場からはシャトルバスも出ていたものの本数が多くなさそうだったので歩いたのですが、紅葉がめちゃくちゃきれいだったので徒歩にしてよかったなと写真を撮りながら満足しました。


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「いやー、風景最高だな!」とか独り言を言いながら写真を撮っていると、突如後ろから「いとっとくん?」と声を掛けられたのでびっくりして変な声が出ました。
振り返ってみてみるとマラソンが好きな会社の同期が後ろを歩いていたらしく、近くまで来たところで声をかけてくれたようでした。知り合いなんていないだろうと油断してたのでめちゃくちゃびっくりしました(笑)


そこから会場まではあれこれ話しながら移動しました。最近出ている大会を聞いたり、大田原に出るかどうか聞いたりしてたらあっという間に会場に到着しました。


ちなみにわたしはこの大会に出るのは今回が初めてでしたが、聞くと同期は今回が二回目らしいのでどんなコースなのかを聞いてみると「12kmまでは上り」だと教えてくれました。そんなに上りが長いのか...と思ってよく聞くと、上りっぱなしというわけではなく上り基調くらいの感じということでして、アドバイスとしては「後半つらくなるから前半は我慢したほうがいい」ということでした。

このときは素直にこのアドバイスを受け止めていたのですが、このアドバイスがのちに大きな意味をもつことになります...(意味深)。


会場に着いたら受付を済ませ、少し立ち話をしたら今日はお互いがんばろうねと励ましあってお互いの準備をするために解散しました。
スタートまで1時間くらいあったので余裕だなーと思っていたのですが、トイレに行ったりジョグをしたり荷物を預けたりしていたらあっという間に集合時間になったので急いで移動。日差しがだいぶ強くなってきた10時にスタートとなりました。


走り出してすぐに気付いたというか、走る前から気になっていたのですがスタートからしばらくは下り坂が続きます。
前半12kmが上り基調という話とちょっと違うなあ...と思っていたのですが、そのうち上りが出てくるだろうと気にせずに下りに身を任せて走り続けます。下りなのをいいことに好きなペースで走っていたのですが、途中で緩い坂があったりはするものの上り基調とは程遠いフラットなコース。何カ所か上りはあったこと+同期はアップダウンがあまり好きではないと言ってたことから、「これくらいのアップダウンなら余裕だな」と最近ではすっかりご無沙汰になった4'30/kmを切る速さで走り続けました。


さらに12km地点の直前には結構いい斜度の坂があったので、ここを駆け上りながら「これで今回の上りはおしまいかな?」とほくほくしながら残り9kmをどのくらいで走ろうか悩んでいたのですが、ここから急に坂が増え始めてペースを維持するのがきつくなってきました。


12kmまで上り基調ならここからはフラット or 下りでは...と思いながら会話を反芻してみたのですが、「後半つらくなるから前半は我慢したほうがいい」というアドバイスの意味について改めて考えなおしてみたところで「もしかしたら12kmまで上り基調ではなく、12kmから上り基調なのでは...」ということに気づきました。わたしの聞き間違いなのか同期の言い間違いなのかは分かりませんが、12kmから上りが始まるのだと考えるとこのアドバイスの意味は変わってくるものの間違ってはいないことになります。


12km〜13kmまではアップダウンが続き、さらに13kmから15km手前で折り返してくるまではひたすら上りです。そこまで斜度はないけどとにかく長い坂でした。
もう上らなくてもいいんだと思っていたところから上りが始まったことで心はもうボロボロでして、ひたすら心を無にして走り続けました。14kmを過ぎたところで折り返してきた同期に手を振り*1、15kmまではもう無。ひたすら無。


15km手前で下りに転じても一度死んだ心はなかなか蘇らず、ペースはそこまで上げることはできませんでした。


15km以降は上りらしい上りは2か所ほどしかなく、でもその上りも結構きつくて2つ目の上りを上り切ったところで立ち止まってしまいましたが、でも今回立ち止まったのはここだけでした。今回は12km以降がほんとうにしんどかったので3回くらいは歩いてもおかしくなかったのですが、心を無にしていたおかげで歩くまでには至りませんでした。


そしてラスト2kmから下り坂が多かったので調子にのってペースを上げていたらラスト600mくらいから300mほどの緩い坂→急坂のコンボが続いてゲームオーバー。ここはほんとうにきつくてマジで死ぬかと思いました。


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今日は5'00/kmで走ろうと思っていたのでそれよりはいいペースで走れましたが、とにかくきつくて完走できないんじゃないかと不安になるくらいしんどかったです。


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さいきん何もしていないのにストライドが伸びてきていて意味不明です。


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この山...。


走り終えたら無料のりんご食べ放題に参加し、帰りがけにりんごを買ってから帰途につきました。ハーフのスタートは10時でしたが、走り終えて自宅に着いたのは13時前。あまり近くで走ることがないのですが、やっぱり近場はいいなと実感しました。大会の規模も大きすぎずちょうどよかったし、コースはなかなか手ごわかったのですが勘違いさえなければアップダウンがはっきりしていてわたし好みではあるのでまた参加したいなと思える良い大会でした。


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参加費も安いし参加賞も選べるし何よりもりんごが最高においしかったです。

*1:本当は12kmまで上り基調って言ってたじゃん!とか言いたかったw