暇つぶしにPS4を買いました


午前中は早めに起きて内科と整形外科をハシゴ。
内科ではアレルギーの薬を処方してもらい、整形外科では予後の確認をしてもらいました。

内科は薬だけのつもりだったのでまったく問題なかったのですが、整形外科のほうは脚の調子を伝えていろいろと聴いてみたものの「あとはよくなるのを待つしかないね」という感じでとくに実のある話もなく、適当にあしらわれて帰ってきました。足底筋膜炎になったころから通っている病院ですが、自分の相談の仕方が悪いのかいつもこんなつれない感じです。脚が治らない不安をもっとストレースにぶつけたほうがいいのかも知れませんが、過去の対応を思い出すと「言ってもしょうがないしなあ...」と思ってしまってつい弱気になってしまいます。

病院は何度も変えてみたけどどの病院も大差はなかったし、自分の意識や行動をもっと変えないとダメなんだろうなと思っています。


今日の診察を受けて、改めてまだまだ走るのは無理そうだなと思ったので帰宅してから以前から買おうと思ってたPS4を購入。



「限定版のPlayStation 4 Days of Play Limited Editionはダサい」とさんざん言ってたのですが、結局は通常版よりも2000円安いという現実に負けてしまいこっちを買っちゃいました。誰かに見せるわけじゃないからダサくてもいいんだ...。


午後はとくに予定もなかったので、午前中から那須塩原クリテリウムを観に行っていた妻を迎えに那須塩原駅まで車で行ってきました。


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那須塩原クリテリウム・那須ロードレース


那須塩原なんて近いだろうと思っていたのですが、東北道を使っても1時間くらいかかりました。めっちゃ遠い(笑)


帰ってきたらあとはやることもなかったので自宅でのんびりと読書。


おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)

おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)


先日「さよならドビュッシー」を読んだのでその続きを読むつもりで軽く読み始めたのですが、意外に重くて読み進めるのがしんどかったです。


「災いは人を選ばない」


これは集中豪雨に見舞われた人たちが「なんで自分がこんな目に...」と嘆いていたときにある人からかけられた言葉なのですが、この言葉はこの物語全体を覆うひとつの真実を指し示す言葉になります。


本作は音大という将来は音楽で身を立てたいと努力していた人たちが集まる場所を舞台にした物語なのですが、たくさんのお金と長い時間をかけて努力してきた学生たちが、ときには才能で、ときにはお金の問題でその道を諦めさせられていく様子が描かれています。そういったさまざまな意味で力が及ばなかったがゆえに夢をあきらめざるを得ないという現実は程度の差こそあれわたしも見聞きしたことである話であって残酷だけど仕方のないことだなとも思うのですが、同じあきらめる場合でも病気や天災、交通事故という不慮・不測の出来事がトリガーになったときはとても素直に受け入れられるものではないと思っています。


それでも人はその事実を受け止めなければ生きていけないんですよね...。


どんなに夢を抱いてその実現に向けて血のにじむような努力をしていたとしても、ある日突然起きた出来事ですべて水泡に帰してしまうことはあるんだよという事実に何とも言えないおそろしさを感じました。二度と取り返しのつかない出来事って日常のあちこちに地雷のように埋まっていて、気を抜いて歩いているといつかそれを踏んでしまうこともあり得るんです。


めちゃくちゃおもしろい本だったけど読む前の元気はなくなりました(笑)


(今日の運動)

  • 徒歩(9,177歩)
  • ストレッチ(25分)