11/27〜12/3の週で走った分のまとめ。
11/28(火)
軽くペース走をしてきました。
平均ストライド(m) | 平均ピッチ(歩/分) |
---|---|
1.10[m] | 187[歩/分] |
合計:15.2km/01:13:54(4分52秒/km)
まだまだ足が重くてフルの疲れは抜けてなさそうでした。
そして走り終えて足を見たら左足の親指の皮が剥けてました。なんで...。
12/1(金)
足もよくなったので3日ぶりに走ってきました。軽めのジョグ。
平均ストライド(m) | 平均ピッチ(歩/分) |
---|---|
1.03[m] | 187[歩/分] |
合計:15.2km/01:18:44(5分10秒/km)
途中で雨に降られましたがのんびり気持ちよく走れました。
12/3(日)
栃木県那須烏山市で開催された第13回那須烏山マラソンで5kmを走ってきました。
距離 | 時間 | 合計時間 | 備考 |
---|---|---|---|
1km | 03:45 | 00:03:45 | スタートロス5秒 |
2km | 03:39 | 00:07:25 | - |
3km | 03:46 | 00:11:12 | - |
4km | 03:43 | 00:14:56 | - |
5km | 03:31 | 00:18:28 | - |
平均ストライド(m) | 平均ピッチ(歩/分) |
---|---|
1.33[m] | 205[歩/分] |
合計:5.0km/00:18:28(3分41秒/km)
やっと5kmの自己ベストを更新できました。
このコースはすごく好きなコースなのでここで自己ベストが出せてとてもうれしいです。
まとめ
11/27〜12/3に走った距離は40.1kmでした(未計測のジョグ含む)。
ジョグペースの15km走を2回+大会で5kmの合計3回しか走りませんでしたので距離はこんな感じでした。本命の大田原マラソンが終わったばかりなのでちょうどいい骨休めになったと思います。
さて。昨日の午前中は那須烏山で大会でしたが、走り終えたらすぐに帰宅してテレビで福岡国際マラソンの中継を見てました。
ご覧になった方はご存知かと思いますが、もうめちゃくちゃ熱い内容でした。
30kmを過ぎてペーサーが抜けたあたりまではカロキ選手が優勢だと思われていたのに、突き放そうとペースアップしたカロキ選手をモーエン選手がさらに突き放すという圧倒的な走りを見せてそのままゴールしました。モーエン選手はノルウェーの選手だそうですが、なんと今回のタイムがヨーロッパでは歴代1位の記録になるというとんでもないタイムでした。ラストの坂を上る姿は圧巻の一言でした。
そして日本人では大迫選手が日本の歴代5位にあたるタイムで見事3位に入賞したり、折り返しでは苦しそうな表情を見せていた川内選手がものすごいラストスパートを見せて2時間10分台の9位でゴールしたりと見どころたくさんでした。川内選手はラスト2.195kmのタイムが全選手中2位*1だそうですが、最後の最後まで全部出し切ろうとがんばるあの粘りにはグッときます。
そんな福岡国際マラソンですが、今朝ネットで昨日のこの大会についての記事をあれこれ読んでいたのですがその中で「おっ!」と思った記事がありました。
ふたりの違いで言うと、神野は「2時間8分59秒」という目標を立てていたのに対して、大迫はさほどタイムを意識していなかった。
「残り400mまでタイムは見ていません。最後も前に選手が見えたので、少しでも差をつめようと走りました。結果的にあと20秒速ければ2時間6分台だったんですけど、そこまでは考えていなかったので良かったなと思います」
大迫の目標はシンプルに、「自分の力を100%出す」ことだった。
「終盤も他の選手のことは考えず、自分のリズムを大切に走りました。今回は自分の力を100%出せたと思います。そのなかで1位と2位の選手は僕を上回っただけで、今後も100%の力を発揮することを目標にやっていきたいと思います。自分のやっていることが間違いではなかったことが認識できました。まだまだ力をつけていく必要があるんですけど、1歩、1歩、地味な練習を繰り返していくだけです。今の練習をしっかり継続して、質をさらに上げていければ、もっと記録を狙えると思いますし、気象条件が良ければ、タイムはついてくるんじゃないかなと感じています」
元箱根駅伝スターの大迫傑と神野大地はなぜ福岡マラソンで明暗を分けたのか(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
大迫選手と自分のことを並べて語ることはたいへん失礼であることは重々承知していますが、それでもこの大迫選手の「タイムは気にせず自分の力を出しきることに注力する」という考えは自分がフルマラソンを走るときに心がけていることだったので「そういう走り方をしてもいいんだ」とものすごいうれしかったです。
目標タイムはあったほうが練習にも身が入るからあったほうがいいとは思いますが、でも本番で走るときにはそのタイムは意識しないほうがいいんじゃないかというのはずっと思っていたことでした。時計を見てペースを確認しながら走るのは焦りや慢心を生むことが多くてメリットがほぼないと感じていたし、それよりも自分の体と相談しながら走れるペースを探って走るほうがトータルではいい結果に結びつくことのほうが多いと感じていました。
時計を見ずに走りだした当初はペースを確認しながら走らないとどのくらいのペースで走れているのかわからなくてものすごく不安になったのですが、一方でいま自分がどのくらいで走れているのかを気にしなくなったことで自分の呼吸だとか足の様子に注意を払う余裕がもてていてそれがすごく心地いいことにも気づきました。結局やったことは「いま出せる力がどのくらいなのかを体と相談して決めてそのペースで走る」というそれだけなんですが、そう決めてからフルマラソンのタイムは劇的に安定したし、それより短い距離もタイムを崩すことはすごく減りました。
ここ数年はフルマラソンはほぼ時計を見ないで走っているのですが、あるとき知り合いにその話をしたら「走っているときに自分のペースを把握できていないのはぜんぜんダメ」と言われたことがあって、こういうのはダメなのかなと悩んだこともありました*2。
だから時計を見ながら走らずに、ただ自分の力を出し切ることに注力するのは間違ってないということがわかっただけでもすごく気が楽になりました。
もちろん大迫選手に比べたらやっていることには天と地くらいの差がありますが(笑)、考え方や方向性がぜんぜんダメということもなさそうというのはすごく安心できます。
ちなみに福岡国際マラソンは2時間10分前後で競い合うエリートランナーだけではなく、2時間35分以内の公認コースのタイムをもつ陸連登録者であればだれでも参加できます。だれでも...と言いつつ、この2時間35分以内というタイムはだれでも出せるようなタイムではないのですが(笑)、昨日は5kmの自己ベストを出したばかりだったので「あのペースでフルを走り切れたらどのくらいのタイムになるんだろう?」と思って計算してみたらちょうど2時間35分でした。
自分が死にもの狂いで走ったあのペースで42.195km...。想像以上に遠すぎました(笑)