策士現る

早い時間に寝るにはどうしたらいいのか?

これはわたしがここ数年ずっと頭を悩ませている問題です。

わたしは3時前に寝て朝8時前に起きるという生活を毎日繰り返していて普段はそれでまったく困ることはありません。
本当は「早めに寝て6時くらいに起きて朝走る」というのが理想ではあるのですが、仕事から帰ってくるのが遅かったりレイトショーを観に行ったりするとなかなか早い時間に寝ることが難しくなってしまって遅い時間に寝ることになります。

もっと早寝早起きしたい!と思う一方で、でもそれで日常が回っているのであれば別に構わないじゃんとも思っている自分もおりまして、だからこそなかなかこの遅寝遅起きの悪習慣は改善されないのです。治したいと言いつつさほど本気じゃないんですよね。

そんなわたしでも本気で早寝早起きしたいと思うときがありまして、それはマラソン大会に出るときです。

ラソン大会って基本的に朝早くから始まるので朝起きれないとまず参加できません。
受付が7時台〜9時くらいまででその後競技というパターンが多いので、8時には現地に着いていないとお話にならないわけです。これがまあ住んでいる市区町村だったらなんとでもなるのですが、たとえば車で1時間、2時間かかるような場所だったりするとその分起きる時間が早くなるわけでして、早起きできないなんて言ってられません。

夏場はまだいいんですが、冬はほんと寒くて置きたくなくて半泣きで布団から出てきます。


そんな思いをしながら毎度マラソン大会に出ているわけですが、今回はその中でも最難関に位置するほど難易度の高い大会に参加することになりました。


それは山形まるごとマラソンです。

例年であれば前泊して参加するこの大会。
今回は前日の土曜日に仕事が入ってしまったために前泊はできなくなりました。でも仕事は片付いたので日曜日は参加したい!


となると当日の朝に移動するしかないのですが、経路を調べて計算したところ朝3時過ぎに家を出ないと間に合わないことがわかりました。朝3時...。


3時って普段だったら寝る時間ですからね。いつもどおりの生活をしていたらとても起きられる時間ではありません。
そして仮に起きられたとしてもそこから270kmの運転を経てハーフマラソンを走るというのはちょっと難しいです。


がんばれば大会には出られるけれどかなり無理があるなというのが、この件に関する最初の印象でした。

でもどうしても山形まるごとマラソンに参加したいし参加するのであれば気持ちよく走りたい、ということであれこれ考えた結果、夜の9時に寝ればいいという結論に達しました。普段は5時間寝ているわけですから2時に起きるのであれば21時に眠ればいいのです。

でも眠くならなかったらどうしよう...ということで2つの工夫をしてみました。


ひとつは土曜日の朝は早起きすること
そしてもうひとつは土曜日の朝にランニングをして体を疲れさせること


ひとつめは早い時間に眠くならないのは遅くまで寝ているからなのでいったん早起きして早い時間に眠くなるように仕向けてみようと思ったためであり、ふたつめは早起きしたうえにさらに走って疲れたらよけいに早い時間に眠くなるんじゃないかと思ったためです。


実際にこの2つを土曜日にやってみたのですが、なんと21時半には眠気に包まれて寝ちゃいました。
予定の21時よりはちょっと遅くまでかかりましたがそれでも普段2時に寝ていることを考えれば上出来すぎるくらいです。


そして本日は予定どおり2時過ぎに起きだしたのですが、油断したら二度寝してしまい3時過ぎまで寝てしまいました。
それでも3時半には家を出て6時半過ぎには会場駐車場に到着。ぜったいに無理だと思ったのになんとか山形まるごとマラソンに参加してきました。しかも普段よりも睡眠時間が長かったせいかすごく調子もよくて気持ちよく走ってくることができました。


いい方法見つけちゃった!