2015年6月に読んだ本

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

2015年6月に読んだ本は4冊でした。
ここ半年くらいはずっとこんなペースです。専門書はつまみ読みしてるのですが、小説とか新書はまったく読まなくなってしまいました。

6月に読んだ本の中でおもしろかったのは「マスカレードホテル」。
タイトルは前から目にしていて気になっていたので神戸までの長時間移動で読もうと持って行ったのですが、移動中のよい暇つぶしになりました。本編の内容そのものもよかったのですが、利用者という立場では見えにくいホテルという場所の特異性というか「そういう考えでサービスを提供しているのかー」という部分の気付きがとてもおもしろかったです。

接客業って変な人もたくさんいそうだしストレスの多い仕事だろうなとは想像していましたが、きっと想像以上なんだろうなあ...。

あとは珍しく読みたくなって本屋を探し回った「コントに捧げた内村光良の怒り」もよかったです。本書ははてなブログで「てれびのスキマ」を書いている戸部田さんの本ですが、対象への愛あるまなざしあればこその内容というか、好きで好きでその人のことを見続けてきたから人だからこそ書ける文章だなと読みながら感じました。わたしの趣味である映画鑑賞でもランニングでもゲームでも同じなんですが、本当に好きな人が書いたものってそうじゃない人が書いたものと比べるとぜんぜん違います。読んでて頬が緩んでしまいます。（おしまい）

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1334ページ
ナイス数：2ナイス

禁断の魔術 (文春文庫)
読了日：6月21日 著者：東野圭吾
コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書)
読了日：6月17日 著者：戸部田誠（てれびのスキマ）
マスカレード・イブ (集英社文庫)
読了日：6月13日 著者：東野圭吾
マスカレード・ホテル (集英社文庫)
読了日：6月13日 著者：東野圭吾

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