- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/03/10
- メディア: 文庫
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2015年4月に読んだ本は5冊でした。
仕事であれこれ本を読まなきゃいけなかったために、趣味の読書まではなかなか到達せず、ほとんど本を読まない一ヶ月となってしまいました。神戸への移動のときに何冊か読んだくらいでして、読書面から見ると非常に寂しい月でした。
そんな中で読んだ数少ない本が「虚像の道化師」でして、ひさびさのガリレオシリーズでした。ここまで長く続くとさすがにネタ切れ感は隠せませんが、この作品くらい魅力的な登場人物がそろってしまうともはやそういったサプライズは必要ではないんだなと思いました。この安定感を崩すには主要な登場人物の誰かを退場させなければかなわないだろうというくらい不安要素がありません。
比べるのもアレですが、名探偵コナンと同じく続けようと思えばいつまでも続けられる作品に育ったのであとは飽きられるまでは手を変え品を変え、さまざまな切り口から読者を楽しませてくれるだろうと思います。読者としては読み続けられることはうれしいのですが、でもいつか「これが最後だよ」ときっちり幕引きをしてもらえるとなおいいなとも思っています。もちろん、それはもっともっと先のことでいいんですが。（おしまい）
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数：5冊
読んだページ数：1724ページ
ナイス数：3ナイス
虚像の道化師 (文春文庫)
読了日：4月18日 著者：東野圭吾
春から夏、やがて冬 (文春文庫)
読了日：4月15日 著者：歌野晶午
MEMORY (集英社文庫)
読了日：4月5日 著者：本多孝好
WILL (集英社文庫)
読了日：4月4日 著者：本多孝好
MOMENT (集英社文庫)
読了日：4月2日 著者：本多孝好
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