「バトルフロント」見たよ


娘に手を出す奴には容赦しない。忍び寄る脅威に、男は怒れる凶器へと変貌する!元麻薬潜入捜査官フィル(ジェイソン・ステイサム)は、一人娘マディの為に、かつての危険な仕事も過去も忘れ、亡き妻の田舎で再出発を決意する。そんな親子に目をつけ、不穏な動きを見せる麻薬密売人ゲイター(ジェームズ・フランコ)。裏で町を牛耳る彼は、ある思惑のため親子を陥れていく。平穏な暮らしを望むフィルだったが、最愛の娘に危険がせまった時、彼の怒りはついに臨界点を超える。問答無用、容赦なしに迫りくる脅威から、たった1人、娘を守ることができるのか―?

『バトルフロント』作品情報 | cinemacafe.net


上映時間を30分も勘ちがいしてしまったために上映開始から10分後くらいに入場しました。
予告は既に終わっていて作品は始まっていたために冒頭をちょっと見逃してしまいましたが、暗い劇場で席を探しながらスクリーンへと目を向けるといかにもバッドガイなやつらがハーレーをころがして集まっている様子が見えました。最初を観ていないのでどういう始まりだったのかはわからないのですがおそらくこいつらがステイサムにボコボコにされるんだろうなーなんて考えながら席に着いて観始めたものの一向にステイサムが出てきません。

「あれ?もしかしてスクリーンを間違えてたりして...」なんてドキドキし始めたところで、一人のロンゲが目に入りました。



髪型以外の部分、たとえば顔の形や目力の強さはどことなくステイサムっぽさがただよっています。

でもぜんぜんハゲてないのでステイサムじゃないよなあと思いながら観ていたのですが、戦いが激しくなるにしたがってステイサムっぽいと思っていたロンゲの髪がじょじょにずれていきいつの間にかそこにはステイサムの姿が現れていました。



ステイサムだ!


ハゲは隠せてもあのキレのある動きは隠せませんね(名言)。



本作は「娘と二人で田舎に移り住んだ元捜査官が田舎のモンスターペアレンツに嫌がらせを受ける」というお話でしたが、なんだかんだ言っても結局はステイサムが敵を圧倒するといういつものステイサム映画のフォーマットになっておりまして、観終えてすっきりできる期待どおりの作品でした。とくに「なにがあっても娘を守るつよい父親」にあこがれるわたしにはものすごくしびれるところの多い内容でしてかなりよかったです。


ゆいいつ難点を挙げるとするとステイサムが出ているというところでしょうか。

いやもちろんステイサムが観たくてこの作品を観ようと思ったわけですし内容も期待どおりなんですが、ステイサムが出てくると「どうせステイサムがボコボコにして勝つんでしょ?」と思ってしまうので、物語的にどんなに彼が追い詰められていたり強い敵が出てきたとしても、なかなか緊張感を保つことができません。

強過ぎるのも考えものですね。


観る前にハーフマラソンを走っていて観る前はすごく疲れていたのですが、観終わったらその疲れも吹き飛んでいました。おもしろかった!


@山形ソラリスで鑑賞


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