「ポリス・ストーリー/レジェンド」見たよ


ベテラン刑事ジョン(ジャッキー・チェン)は、ひとり娘のミャオ(ジン・ティエン)に会うため夜の歓楽街にやってきた。家庭を顧みず過酷な職務に没頭してきたジョンは、娘と顔を合わせることすら半年ぶりだ。再会の場所に指定されたのは、全面をコンクリートに覆われた巨大なナイトクラブ“ウー・バー”。娘との慣れない時間を過ごすジョンだったが、そんなとき建物内で揉め事が発生し、仲裁に入ったジョンは突然何者かに殴られ拘束されてしまう。気がつくと、クラブの出入り口は頑丈に閉鎖され、ジョン親子を含む十数人の客は無数の爆弾が仕掛けられた建物内に閉じ込められていた。

『ポリス・ストーリー/レジェンド』作品情報 | cinemacafe.net


過去のシリーズ作品はすべて未見ですが、ひさびさにジャッキー・チェンが見たくて観に行ってきました。
最初に書いたとおりシリーズ作品はどれも観たことがないのですが「警官役のジャッキーがいかにも悪そうな奴らを相手にあちこちで大暴れする」→「その合間にものすごいアクションが入る」というようなイメージがありまして、全体的にスケールの大きな作品だという印象はありました。

観たことないので勝手なイメージなんですけどね。


そんなわけで派手なアクションを期待していたのですが、意外にもワンシチュエーションのアクションものでして、想像していたのとはかなり違っていました。もしかしたらわたしが知らないだけで過去のシリーズ作品もこんな感じだったのかもしりませんが、他の出演作でいえば「新宿インシデント」に雰囲気がやや似ているように思いました

格闘シーンはとても迫力があったし、回想シーンで出てくるビルから落ちるところなんかは期待どおりだったしすごいなと感じたのですが、そういったアクションのすごさよりも「親子の信頼関係」「人と人の関係性」なんていうところを作品の中心に据えているように感じられてアクション映画というよりもヒューマンドラマといった印象を受けました。

ラストも力で解決するのではないあたりがちょっと意外な感じでした。


過去の作品を知らなくても十分楽しめたし、単独の作品として観てもおもしろかったです。
ジャッキー映画お決まりのエンドロールで流れるNGシーン集のクオリティの高さは相変わらず最高だったし、シリーズ作品を観た上でもう一度観てみたいです。


@TOHOシネマズ宇都宮で鑑賞



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