「映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご」見たよ


ゾロリとイシシ&ノシシ一行は、仲良しの恐竜ママから「たまごがうまれたから、見に来てください」という手紙をもらい、さっそく恐竜が住む伝説の島“おっとっ島(とう)”を訪れた。大歓迎で迎えられたゾロリたちだったが、なんとその夜、島を巨大な台風が直撃し、大事な大事なたまごが海に放り出されてしまう…たまごをまもるため、危険をかえりみず大荒れの海に飛び込むゾロリとイシシ&ノシシ。果たしてゾロリは無事にたまごを家族のもとに送り届ける事ができるのか――。

『映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご』作品情報 | cinemacafe.net


MOVIX宇都宮でハホ*1と観てきました。

昨年の年末に公開された「映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!」がたいへんおもしろかったので今年も観に行ってきましたが今年の作品もなかなか楽しめました。ワクワクする冒険譚で観るモノの興味をひきつけつつ、ときにはオヤジギャグとしか思えないようなくだらないネタや小学生歓喜!みたいなネタ(おならとか)をぶっこんで観客の乾いた笑いを引き出してくれるとても楽しい作品でした。


今作は「以前ゾロリが助けた恐竜が無事卵を産んだのでそれが孵化する瞬間を見守るために恐竜に会いに行ったら強大な台風に見舞われてしまって恐竜の卵とゾロリ一行が飛ばされてしまったので卵を恐竜たちに戻そうとゾロリが大冒険をくりひろげる」というお話です。

恐竜の卵を守ろうとするゾロリたちが次々とピンチに陥るのですがそれを発明品やアイディアで切り抜けていく様はたいへんワクワクしました。さらに途中で素性の怪しい仲間も加わるのですが、観ている人の大半はなんとなくその正体を想像しているけれどゾロリたちは気付かなくて...というこれまたお決まりの展開がくりひろげられます。

展開も演出もとてもベタなんですが、それがまたすごく楽しく感じられる作品でした。


唯一残念だったのは、前作に比べると物語のスケールがちょっと小さくなっていたことでしょうか。
前作は物語の一部を本やパンフレットに切りだすことで上映時間以上に物語全体にふくらみをもたせていたし、そういった工夫がたいへんすばらしいなと感心していました。今作においてはそういった工夫はないうえにただでさえ短い上映時間がもっと短くなっていたため、物足りなさを感じることになりました。

去年がんばり過ぎたのかなー。ちょっと残念でした。


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*1:長女