今年反省しなきゃいけないこと


2013年も残すところあと3週間ほどとなりました。

わたしは13という数字が異様に嫌いなのではやく2014年になってほしいなと思う一方で、こんなに何も為さずに一年という長い期間を終えてしまって本当にいいのかという思いもあってすごく焦りをおぼえています。


今年一年を振り返ってみると、プライベートな部分についてはかなり充実した一年となりましたが逆に公私の公の方については本当になにもない一年でした。例年であれば「これだけはすごくがんばったな」と言えることが一つはあるのですが、今年は何一つそういうことがなくてただただダラダラと過ごしただけでした。


思い返してみれば、おそらく去年まではすごく運がよかったことがよく分かります。

「自分のやりたいこと」と「やらなければならないこと」がほぼ一致していたために、やりたいことをやっていれば周囲から期待される役割は果たせていたし相応の充実感も得ることができていました。そうやって自分が何かを為すたびに、自分にはそういった周囲から期待されているような能力があるんだと思い込んでしまったのですが、今思い出してみればそれはそうではなかったことに気づきます。


今年になって、期待される役割と自分のやりたいことが一致していないことには早々に気づいていました。
でも期待されている役割と自分のやりたいことのどちらに補正をかけるべきかに悩んでしまい、この軌道修正をしばらく棚上げしてしまいました。悩んでしまったと書きましたが結局は期待される役割を果たすために自分のやりたいことを捨てることができなかっただけであり、そのためにどう考えてもダメな方向に舵を切ってしまいました。


そうやってやりたかったことをやってみたものの、結局そのやりたかったことが生み出した成果物はほとんどの人にとって興味を持つことのない程度のものにしかなりませんでした。もしかしたら伝え方がよくないだけでちゃんと伝えれば多くの人にその良さをわかってもらえたのかも知れませんが、でも価値あるモノと認めてもらうには至りませんでした。

どんなにおもしろいモノでも、ニーズのないものを作ってもしょうがないんだなという当たり前のことに気づけなかったことにそのとき気付きました。そして本来やるべきだったのは、やりたいことではなくて周囲にやって欲しいと思われていたやるべきことの方だったなと気付いたんですがもう時すでに遅しといったところでした。


そんなこんなで結果も出せなければモチベーションも保てず、ウダウダしているうちに一年が過ぎてしまったというのが今年の概要です。
いい年して何してんの?と自分でも本当に恥ずかしいです。


とは言えあと3週間でできることなんてたかが知れてるので、いまさら「今年中になにか大きなことをやるぞ!」と息巻くつもりはありませんが、来年への助走になる程度にはがんばろうかなと思っています。同じ轍を踏まないようにしないと。