「嘘喰い 30巻」/「嘘喰い 31巻」読んだよ

嘘喰い 30 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 30 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 31 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 31 (ヤングジャンプコミックス)


ここ最近、嘘喰いの単行本を買い逃していたので2冊まとめて買いました。

30巻は最初の屋形越えに至るまでの回想シーンからアイデアルのボスであるラロと嘘喰いが賭けを始めるところまで、31巻はその二人の賭けの場となるプロトポロスと呼ばれる島での戦い導入部でした。プロとポロスというのは人気オンラインゲームをそのままリアル空間にもってきたという仮想と現実が融合した世界であり、期限日に皇帝でいることというのがこの賭けの勝利条件です。

デジタルなゲームであれば効率的にレベルを上げたりお金をためることでクリアを目指すのでしょうが、このプロとポロすはリアルな人間が住まう空間ですから、いかに効率的に他者を差し置いて成り上がっていくのか?というところに機知や知謀、そして時には他者を圧倒するような暴力が求められるところがたいへんおもしろいです。


プロトポロスはまだ始まったばかりなのでまだまだ先は長いのですが、どういう結末にたどり着くのかいまから楽しみでなりません。