「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」見たよ

ボストン警察のエリート警官、ニック・ウォーカーは妻のジュリアと幸せな生活を送っていた。だが、任務の遂行中に銃弾を浴び殉職してしまう。あの世に通じるトンネルをくぐり、天国に召されたはずのニックが、突然連れ込まれたのは「R.I.P.D.」の一室だった。R.I.P.D.とはこの世にはびこる成仏できない悪霊を取り締まる秘密組織。ニックはR.I.P.D.の監督官から警察官としての能力を見込まれ、神の審判を受けるかR.I.P.D.のエージェントになるかを選ぶよう告げられる…。

『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。

任務中に相棒に殺されてしまった男性が悪霊を取り締まるR.I.P.D.なる組織のエージェントになったボストンに戻って活躍するというユニークなお話でしたが、たいへん勢い任せで大雑把な作品でした。登場人物を個性的にしようという意気込みは感じられたしそれは十分実現できていたと思うのですが、ストーリーはというと映像にしたらおもしろそうだなという理由で思いついたアイディアをただ書き連ねたようなまとまりのない内容でして話の中身でワクワクする部分がほとんどありませんでした。映像はわりとよかったんですけどねー。

とは言え、決して悪い作品ではなく100分弱の上映時間を存分に楽しめるよいエンターテイメント作品でした。


せっかくのおもしろ設定があまり有効活用できていないことや細部にあまり気を遣ってなさそうなアバウトな作りが気になる人にはおすすめできませんが、そういったことに無頓着なままノリで楽しめる人には強くおすすめしたい作品です。


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