「リンカーン/秘密の書」見たよ


第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンベンジャミン・ウォーカー)。誰もが知る偉大な功績の裏には、隠された秘密があった。昼は国民を導く大統領、そして夜は…。友人や恋人、そして人生までもを犠牲にしながら、人民のためにヴァンパイアとの壮絶な戦いを繰り広げた正義の男の真実を描き出すーー。

『リンカーン/秘密の書』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。

リンカーンは若かりしころにヴァンパイアハンターとして活躍していた」というトンデモな設定の作品でしたが、設定や物語の構成、そしてアクションシークエンスの見せ方がとてもおもしろいしっかりとした作品でした。実話であるという部分をきっちりと活かしながらも、そこにエンターテイメント要素をうまくミックスして楽しい物語に昇華していたのはとてもよかったです。


くわえてストーリーのひねり方もとてもうまくて、「え?そうだったの?」と何度もだまされる始末...。

おかげで最後まで飽きずに鑑賞できました。


ただ、ストーリーのすすむ早さが尋常ではないくらいに早くて、正直もう少しゆっくりと展開してくれたらよかったのになと感じました。
あのスピード感が作品にとって大事だというのも分からなくはないのですが、でももう少し個々のシーンやエピソードを丁寧に描いてもよかったんじゃないかなという気がしたし、ちょっと急ぎ過ぎていたようにも感じました。



この作品でいちばん気に入ったのはやはり一連のアクションシークエンス。

人間の動きでは到底ありえないような、パワフルでスピーディーなアクションがくりひろげられるバトルシーンには思わずくぎ付けになりました。そういえばこの作品の監督って「ウォンテッド」を撮られたティムール監督だったのですが、あの作品もそうでしたが嫌みのないスタイリッシュでかっこいい映像がとてもよかったです。"かっこつけすぎず、けどすごくかっこいい"というバランスのとれた映像で、ヴァンパイアとヴァンパイアハンターの激しい戦いを思う存分堪能しました。


ドキドキ!


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