ガッツは、対等の友となりたいと願うグリフィスの夢に、自分が取り込まれていることに気づき“鷹の団”を離れることに。同じ頃、鷹の団にミッドランド王国から難攻不落のドルドレイ要塞の攻略の命が下る。ようやく王国の正規軍として認められたと喜んだ鷹の団だったが、全ては破滅へと向かっていることをまだ誰も知らなかった――。
『ベルセルク 黄金時代篇? ドルドレイ攻略』作品情報 | cinemacafe.net
MOVIX宇都宮で観てきました。
本年二月に公開された「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」の続編でして、前作がたいへんおもしろかったので期待して観てきましたが、前作以上にもりあがれるポイントの多い楽しい作品でした。前作を観てガッツやグリフィス、キャスカといったキャラクターに思い入れがもてたことで、今作は余計におもしろく感じられた気がします。
本作で特に好きなのは「ガッツが100人斬りするシーン」と「ガッツに逃げられてやけになったグリフィスがシャルロットに夜這いをかけるシーン」。
ガッツが100人斬りシーンは、もう何もいうことのないくらいテンションMAXになってワクワク観られてたのしかったです。ガッツが大剣で雑魚どもを次々と蹴散らす様子は見ていてとても気持ちよかったし、いくら弱いとは言え、逃げ出す余地もないくらいの多数の敵にかこまれているこの状況がどう打破されるのかは想像することができなくてその行方から目が離せませんでした。
あとグリフィスが夜這いをかけるシーンは....。
なんていうか、それまでの流れとは明らかに毛色の異なる無駄にハイクオリティな性描写にはおどろきを隠せませんでした。夜這いをかけた時点であんな展開になるだろうと思ってはいたのですが、まさかあそこまで欲情を煽る演出がなされるとは予想もしておらず、たいへんうれしい誤算でした。
ただ、唯一残念だったのは、物語が途中で終わってしまうことです。
本作は3部作の2作目なので途中で終わるのはしょうがないというか当たり前なんですが、それにしたってあんな中途半端なところで終わるのかよ!!と唇をかみしめずにはいられませんでした。続きは冬までお預けとか超勘弁してほしいですよ...。
いっそ原作読みたいなあ。
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