先日、GWに山形へ遊びに行ったときに七日町の八文字屋へ行ったのですが、そこで「絵本・地獄」という絵本を見つけました。
- 作者: 白仁成昭,中村真男,宮次男
- 出版社/メーカー: 風濤社
- 発売日: 1980/08/31
- メディア: 大型本
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実は八文字屋へ行く前に、山寺に行ってきたのですがそこの宝物殿で「地獄絵図」の特別展示をやっていて偶然にもそれを見たばかりでした。そんなわけでなんとなく気になって手にとって読んでみましたが、これがまたすごいんですよ。
現世での行いがなっていない人たちの末路の悲惨さをこれでもかというほど煽りまくっていて、普段の行いがアレなわたしは読みながらかなりブルーになってしまいました。死んでから閻魔大王の前にたどり着く前にすでに死んだ魚のような目をしてしまいました。
そういえば、読みながら「この間読んだ湊かなえさんの「少女」という小説で出てきた地獄の絵本ってきっとこれだよなー」と思ってました。小学生くらいだとこの手の本を読んでも平気なのかなあ....。
と、いうことで実はこの絵本のことがかなり気に入ってしまいまして、これだけきれいで大きな絵が載っている割に値段は1500円と割かし高くなかったのでほしかったのですが、旅先で買って荷物にするのが嫌だったのと、部屋に置いておくと子どもたちが何気なしに読んでしまいそうだったので今回は買うのを控えて帰ってきました。
あいつら、これ読んだら絶対夜にうなされそう....。
とりあえず安全な置き場所を確保したら、買いに行こうと思います。