「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」見たよ


遠い昔、遥か彼方の銀河系で…。銀河共和国の政治は腐敗の道を進んでいた。辺境惑星と貪欲なヌート・ガンレイ率いる通商連合の間で貿易関税率をめぐる論争が繰り返されていた上、汚職が進む元老院は本来の機能を失い、政局は混沌の極みにあった。業を煮やした通商連合が惑星・ナブーを見せしめとして威嚇包囲するに至り、元老院最高議長フィニーズ・ヴァローラムは、共和国の守護者“ジェダイ”に助力を求めるのだが…。ファン待望の3D化がついに実現。

『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮で観てきました。


映画をよく観るようになって今年で5年目になりますが、自宅ではほとんど映画を観なくてもっぱら映画館でばかり映画を観ています。理由はいろいろとあってここでも何度か書いたことがあるのですが、自宅だとおもしろいものがたくさんあり過ぎて集中して観られないんですよねー。

twitteriPadは強敵です。

なので「テレビでやっている映画の実況に参加するとき」か、もしくは「ものすごく大好きな作品を観るとき」くらいしか自宅で映画を観ることはありません。


そんなこともあって、基本的にわたしはリアルタイムで劇場で上映している作品しか観ないので実はすごく有名な作品でも観たことがない作品というのがたくさんあります。

もちろん、映画好きだから有名な作品は全部観てなきゃダメってこともないのですが、でも個人的にもそういう有名な作品はひととおり観ておきたいという気持ちもありまして、そのせいで有名作品を観ていないことが負い目のようなもののになっています。
わたしはそういった作品のことを「観たことがないとはいいにくい作品」と呼び、観たい作品リストの上位にリストアップしておきつつ、都内で再上映されないかと毎日名画座の上映予定を眺めています。


そんな中、最近旧作の3Dリメイクが立て続けに公開されていましてこれが上述の「観たことがないとはいいにくい作品」を観る機会になっています。本作もそうですし、昨年は「ライオンキング」が3Dで公開されました。さらに明日から公開の「タイタニック」も実は未見ですのでひそかに楽しみにしています。

「ほぼすべての3D映画は微妙」というのはもはや定説になっておりますが、個人的には未見だった作品を劇場で観る機会になっているので3Dにはすごく感謝しています。


と、いきなり映画本編とは関係のない話となってしまいましたが、本作はカルト的人気を誇る「スターウォーズ」の第一作目ということでかなり期待して観に行ってきましたt。


ざっくりとした感想を言えば、前半は微妙でレース以降の中盤からがすごくおもしろかった印象を受けました。
あとオープニングはかっこよかったかな。

冒頭、ジェダイとかパダワンとかオビワン(こちらは個人名なのですぐわかったけど)とかフォースとかよくわからない単語が立て続けに出てきて、さらに特に説明もなく話が進んで行ったのでちょっと置いてけぼりをくってしまいました。「何となくこんな意味かな?」というのは想像がつくのですが、どうにもはっきりしないまま話が進んでいったために霧に包まれた中で物語を追いかけているようなつかみどころのなさを感じてしまいました。


ただ、アナキンが出てきたあたりからやっと物語の全容がくっきりとした輪郭をもって見え始めたことでグッとおもしろくなり、レースシーンで大いに盛り上がった勢いそのままにラストまでいっきに駆け抜けていくそのスピード感というか疾走感というか力強さにはたいへん感心しました
この強引過ぎると感じるくらいにグイグイと物語が引っ張られていく感じがすごく気持ちよくておもしろかったです。


映像全般については、3Dである意味はほとんどなかったかなと思いますが、最初に書いたとおり、3D化を名目に劇場で観る機会を得られたと思えば、映像が立体的でないくらいは大した問題ではないかなと思います。


そしてあまりにこの作品がおもしろかったので、次作の劇場公開を待たずにDVDで続きを見たいという欲求に駆られています。早く次作も公開して欲しいな!


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