ひどい二日酔い...

昨夜「麒麟の翼」を観て帰ってきたのですが、不意にお酒が飲みたくなったので買っておいたワインを飲むことにしました。これはわたしにしては大変めずらしいことでして、なんで急にそんな気分になったのか自分でもおどろきました。もともと働き出してからはお酒はあまり飲まなくなったのですが、飲むと走れないし、映画も観れないし、本も読めないし、ブログも書けないのでここ数年は特に飲まなくなったんですよね...。


とは言っても昔からお酒がまったく飲めなかったわけではなく、むしろ学生のときはお酒を飲むのはすごく好きでバイト先の人たちや研究室の人たちとよく飲んでいました。さすがに毎日とは言いませんが、相手を変えつつ週に4日くらいは飲んでいたと思います。


お酒を飲むのはすごく楽しかったのですが、自制のできない性格だったためか当時はお酒で失敗することがたくさんありました。

たとえば理学部で学部対抗のスポーツ大会の打ち上げで飲み過ぎて大学のトイレでズボンを脱いでトイレに下半身をつっこんだまま寝ていたり、友だちの部屋で飲んでたのに翌朝ほぼ全裸で自分のアパートの前で寝ていて風邪をひいてしまったりと恥ずかしい失敗ばかりを繰り返していました。


人前では脱がないのですが、最終的には脱いでいることが多かったですね...。なんだろ。


そんなわたしも人並みに就職が出来まして24歳から働きはじめたのですが、いくら楽しくてもこんなお酒の失敗を繰り返すのはもうこりごりだし、何よりこれから長くいっしょに働く人たちの前でそんな失敗をしてしまったら働きにくくてしょうがないと思い立ち、なるべくお酒は飲まないように自制するようになりました。

さすがに飲む量をゼロにすることはできませんでしたが、働き出して10年経ちますがいまだに会社関係の飲み会でお酒で失敗したことはありません。おれ、偉いなー(どや顔)。

ただ、プライベートでは「友だちの結婚をお祝いするための飲み会を渋谷でやったときに記憶が飛ぶまで酔いつぶれてしまった」ことと、「友だちの結婚式に出るために長野に行ったときに、新郎側の友人たち*1と意気投合し過ぎて飲み過ぎてしまった」ことがあります。
この飲み会はどっちも遠出しての飲み会でしていわば遠征だったのですが、この遠くに来ちゃったという解放感がよくなかったんですかね....。翌日がほんとにひどくて吐き気がおさまらないので新幹線にも乗れないというくらいの二日酔いに悩まされたのも、いまとなっては懐かしい思い出です。
なんか昔の友だちと飲むと抑えが利かないというか酔いすぎる傾向にあるようです。


いきなり話がずれてしまいましたが、最近まったくお酒を欲しいと思わなかったわたしにはめずらしくお酒が飲みたくなりましたというお話をしたかったのです。で、うまい棒片手にワインを飲んだのですが、これがまあおいしくてびっくり。近くのスーパーで買った安物なのにすごく飲みやすくておいしかったのです。

うまい、うまい!と調子にのってのんでいたのですが、しばらくはまったく酔う気配もなかったので「おれ、お酒強くなったんだな!」と思ってさらにあおっていたところ、酔いは一気にまわってきて途端に記憶が吹っ飛んでしまいました。


そして気付いたら布団で寝ていて朝になっていましたが、起きたら起きたで超気持ち悪いんです...。
結局予定していた映画を観に行くことも出来ず、映画を観たり本を読む気にもならず一日グダーっとしてすごしてしまいました。しかも、まったく身に覚えのないツイートをしていたり他の方のブログへのコメントを残しているのを見つけてしまい、かなりブルーに。なにやってんだろ。。。


お酒を飲んだ翌日はいつも思うのですが、もうしばらくはお酒は控えたいと思います。こういう時間の無駄遣いが一番つらいです...。

*1:わたしは新婦側の友人として参加しました